日本民間放送連盟賞・中国四国地区ラジオ番組部門審査会で「エンターテインメント部門 最優秀賞」を受賞


RCCが制作した「ラジオドラマ ひろしまお好み焼のある風景」が、2021年日本民間放送連盟賞・中国四国地区ラジオ番組部門審査会で「エンターテインメント部門 最優秀賞」を受賞しました。

「ラジオドラマ ひろしまお好み焼のある風景」

放送日 :2020年10月10日

番組概要:RCCラジオで毎週月曜・火曜11時55分から放送している「お好み焼のある風景」では、お好み焼にまつわるエッセイを柏村武昭さんの朗読で紹介してきました。番組10周年を記念して、戦後75年の節目の年にリスナーから「昭和30年代のお好み焼の思い出」を募集。寄せられた81のエッセイから2作品を選んでドラマ化しました。
一つは「白い雲、みっつ」。3人の男子中学生の友情を描きました。
もう一つは「おばあちゃんの後悔」。小学6年生の孫・ハル子と、こどもを亡くし戦争を生き抜いた大人たちの物語です。
どちらも昭和30年代の広島が舞台。そこには人々に寄り添うようにお好み焼がありました。ラジオドラマで当時の風景がよみがえります。

ナビゲーター:柏村武昭 

制作:プロデューサー 手島啓介(RCC)
   ディレクター 立分美有(RCCフロンティア)、黒元敬太(サウンドオフィス クロスロード)、木村知里(RCC文化センター) 

講評:「ヒューマンドラマで胸にしみる内容だった。子どもたちが想像力をはたらかせながら言葉で演じることで追体験になっている。ラジオドラマは戦争の記憶を継承していく上でひとつの手法であると感じた」


「白い雲、みっつ」


沼田高校演劇部の男子が3人の仲間を熱演。お母さん役は伊藤文アナウンサー、お好み焼店主は岡佳奈さんが演じました。



「おばあちゃんの後悔」


孫のハル子はタレントの永田恋香楼さん。おばあちゃんをはじめ劇団テアトル広島の皆さんによる迫真の演技。

「ラジオドラマ ひろしまお好み焼のある風景」は、今年秋に開かれる中央審査に進みます。