日本民間放送連盟賞 中国・四国地区ラジオ番組部門審査会で、RCCの3つの番組が賞を受けました
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2025年 日本民間放送連盟賞 中国・四国地区ラジオ番組部門審査会(2025年7月3~4日開催)で、中国放送が制作したラジオ番組が「報道部門」最優秀賞、「教養部門」「エンターテインメント部門」で優秀賞を受賞しました。
報道部門 最優秀賞 受賞
番組:消えゆく声・ヒロシマを継ぐこと
放送:2024年8月6日 13:00~13:54

RCCラジオが制作した 『消えゆく声・ヒロシマを継ぐこと』が、報道番組部門で最優秀を受賞しました。
番組は、被爆者がいなくなる時代、被爆体験証言を続けて亡くなった父の想いを、一人の家族伝承者の葛藤を描くとともに、それを真摯に受け止め、向き合うディレクターの心境の変化も交えて継承の在り方を考えました。
審査員からは、「継承するということ、語り継ぐことの理由に徹底して向き合うこと」が評価されました。
『消えゆく声・ヒロシマを継ぐこと』は、今後中央審査へ進みます。
教養部門 優秀賞 受賞
番組:世羅町合併20周年記念 東洋額装スペシャル大妻コタカの生涯
放送:2024年10月4日~2025年3月28日
語り:さいねい龍二
教養部門 優秀賞『世羅町合併20周年記念 東洋額装スペシャル大妻コタカの生涯』は、昨年10月から放送を開始、明治・大正・昭和の時代に立ち向かい、ただ一筋に女子教育の道を切り拓いたコタカの生涯を、全25話の物語で辿りました。女子教育に捧げた生涯を、コタカが残した言葉とともに綴りました。
審査員からは、「当時の時代背景や、コタカの生涯から学ぶべきものが得られた」評価されました。
エンターテインメント部門 優秀賞 受賞
番組:ヨルノバ
放送:2025年5月12日21:00~22:55
出演:田村友里(RCCアナウンサー)、KAYLLY(音楽プロデューサー/ダンサー)
エンターテインメント部門 優秀賞『ヨルノバ』は、2時間の生放送中にリスナーからのメッセージや街頭インタビューで集めた愚痴を基に、AIで音楽にする企画を実施しました。「音楽を“聴くだけでなく、自ら作る時代”の楽しさ」を共有することを目指し、AIの可能性を探りました。
審査員からは、「音楽プロデューサーが人間にしかできないこと、AIにできることの差を解説する言葉に引き込まれた。」と評価をもらいました。
日本民間放送連盟賞
質の高い番組制作、CM制作、技術開発、放送による社会貢献活動を奨励するために、日本民間放送連盟(民放連)が1953年に創設した賞です。放送界全体の質的向上と、社会貢献活動の発展を目的としています。