RCCラジオ特別番組「78歳 チョコレート博士 アマゾンをゆく ~野生のカカオを求めて」を放送します
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広島大学名誉教授・チョコレート博士こと、 佐藤清隆先生が
人生を懸けてカカオ探求する姿に迫る密着ドキュメンタリー。

番組名:78歳 チョコレート博士 アマゾンをゆく ~野生のカカオを求めて
放 送:2025年7月5日(土) 13:00~14:00
出 演:佐藤 清隆(広島大学 名誉教授 工学博士 通称「チョコレート博士」)
聞き手:廣瀬桃子、藤田弘之
内 容:
広島大学名誉教授 チョコレート博士こと佐藤清隆先生が4月19日(土)から4月27(日)までエクアドルに滞在しました。
エクアドルは、南アメリカ大陸北部の西側、赤道直下に位置する国です。
今回の旅の目的は野生のカカオとの出会い。栽培されているカカオは数多くあれど、野生のカカオはアマゾンの奥深くで実っており、そうそう出会うことができません。普段、カカオを栽培している現地の人たちも嫌がるそんな道のりです。
しかし、エクアドルはカカオ発祥の地とも言われています。氷河時代を生き抜いた「野生のカカオ」という言葉の響きに日本各地から名だたるショコラティエやチョコレートマニアら13人が出会いを求めて集まります。また、旅の途中、エクアドルの遺跡で世界最古のカカオの飲食した痕跡を発掘し、世界的な科学学術誌「ネイチャー」で論文を発表したフランス人考古学者フランシスコ・バルデス氏にインタビューも行いました。
アマゾンのジャングルを分け入り、出会えたカカオはどんなものだったのでしょうか?
取材は同行したチョコレート好きなラジオディレクター森下朋之。佐藤先生のインタビューの聞き手として藤田弘之・廣瀬桃子が担当します。
プロフィール
佐藤 清隆(さとう きよたか)先生:広島大学 名誉教授 工学博士。通称「チョコレート博士」
1974年 名古屋大学大学院工学研究科修了。工学博士。
2010年3月まで、広島大学大学院 生物圏科学研究科 食品物理学 教授を務める。専門は食品物理学で、40年以上にわたり食品油脂の物理学的研究に従事。特にチョコレートについては、1985年頃からの民間企業との共同研究を手始めに基礎と応用の両面で世界的な研究を牽引。佐藤研究室で行われた基礎的な研究が新しい製品開発につながった例もある。明治ガルボの生みの親のひとり。
広島大学退官以後も、国内外の学会からの招待講演の依頼は数多く、また、国内外の企業・研究機関とも幅広く研究交流を続け、さらには研究者や技術者向けのセミナーでは最新の技術動向も指導している。なお、これまでに75ヵ国を訪れ、アジア、アメリカ、ヨーロッパ各地の歴史や文化にも深い見識を有する。