RCC「被爆80年 未来へつなぐ」
被爆から80年―。
被爆者から自らの体験と明確な記憶を、直接聞くことができる時代が終わろうとしています。
被爆者の言葉を聞き、あの日の記憶を共有した新たな世代が、自ら考え、伝えていく時代へ変わろうとしています。
RCCではこれまで「未来へ」をテーマに原爆関連の企画を続けてきました。
掲げてきた「未来へ」に、今回、より具体的な行動を示す「つなぐ」という言葉を加えました。
ここには「自分が伝える」「自分が訴える」「自分が新たな時代を作る」ことで、次の世代にそのバトンを「つなぐ」というメッセージを持たせています。
「自分たちが、次の世代が、広島から何を訴えていかなければならないか…。」 2025年のRCCの取組みを通し、呼びかけます。
■ 「未来へつなぐ」イメージロゴ
■ 被爆80年の番組、イベントなどの詳細は都度ご案内します
特番 「託す思い ~日本被団協 ノーベル平和賞受賞~」 大晦日に放送
日本被団協がノーベル平和賞を受賞し、オスロで開かれた授賞式に出席しました。
広島から出席した箕牧智之さんらを中心に、現地での被団協の動きをドキュメンタリータッチで追いかけました。
番組では日本被団協の歴史をつくった“先人たち”を取り上げ、被爆者の苦難の歩みを浮き彫りにしながら、原爆の恐ろしさや核兵器廃絶を訴え続けた被爆者の願いを描きます。
被爆80年を控え、私たち一人一人に何ができるのか、未来へどうつないでいくのか、考えます。
歌声で「未来へつなぐ」 テーマソングをHIPPYが制作中
広島出身のシンガーソングライター HIPPYさん。
HIPPYさんは毎月、被爆の伝承活動「原爆の語り部 被爆体験者の証言者の会」に取り組んでおり、開催は200回を超えています。
RCCでは「被爆80年 未来へつなぐ」のテーマソングを、HIPPYさんに制作してもらうことにしました。その歌声に、未来へつなぐメッセージをのせて発信します。
=HIPPY プロフィール=
2015年NIPPON CROWNよりメジャーデビュー。当時代表曲でなかった「君に捧げる応援歌」は、リリースから8年を経てYouTube、TikTok共に1億回再生を超え心に響く応援ソングとしてSNSを中心に人から人へ広がり、各メディアにて”令和の応援ソング”として注目されている。最新アルバム「夜明け-Be Alive-」はオリコンチャート3位日本レコード協会 ストリーミング ゴールド認定を獲得。