中国放送 8月6日の取り組みについて

㈱中国放送は、被爆79年を迎える8月6日に向けて

「平和記念式典」中継をはじめ、テレビ・ラジオの番組を放送。

IRAWやYouTubeでライブ配信します。

 




■ テレビ番組

●8月3日(土)25時13分~26時48分
   映画「はだしのゲン2」



●8月6日(日)7時50分~8時45分

   「2024広島平和記念式典」



●8月6日(日)10時40分~11時30分
  「ヒロシマの記録-“地上の地獄”は映像に遺された-」

原爆が投下されて2か月後の広島を撮影した記録映像には、破壊された都市や、傷つき、放射線に蝕まれる人たちの姿が収められている。この映像は、今を生きる私たちに、当時の状況を伝える貴重な資料となり、原爆の惨状を伝える上で欠かすことができないものだ。核兵器の使用が現実的な危機として存在しているなか、この映像は、決して過去の出来事ではなく、“起こり得る未来”でもある─。番組では、フィルムに収められた人たちが戦後どう生きたかなどかも交えながら、改めてこの記録映像を見つめ直し、核兵器の非人道性を浮き彫りにする。そして被爆80年に向けて始動した、このフィルムのカラー化作業を追いかける。






●8月14日(水)18時15分~21時58分
   「Veryカープ! RCCピースナイター」


■ ラジオ番組

●8月6日(火)8時00分~8時35分頃
   「被爆79年 広島平和記念式典」

出演:渕上沙紀アナウンサー  ゲスト 浅野英男さん 一般社団法人「核兵器をなくす日本キャンペーン」専従職員

G7広島サミットから約1年。各国首脳の訪問が実現した一方、核兵器廃絶に向けては未だ遠い道のりだ。被爆80年を前に、当時を知る被爆者も減っている。
記憶の継承も課題となる中、次の世代が「平和」について普段から何を考えればいいのか。また、世界中の若者は、核兵器などについてどんなイメージを抱いているのか。
浅野さんが、なぜ平和に関心を持ったかを皮切りに、今後、広島・政府が取り組むべき課題を、次の世代の視点から見つめる。


渕上沙紀アナウンサー


浅野英男さん




●8月6日(火)12時00分~13時00分頃
   「広島という名のもとに」


ナレーション:横山雄二アナウンサー
今日まで続く広島のイメージは、自然に培われたものではない。
アメリカ占領下の検閲で被爆者が沈黙を強いられる間に、彼らは、原爆投下正当化の論理だけでなく、被爆者の表現の仕方など、私達に様々な疑問を隠すために巧妙に都合の良いイメージを植え付けた。広島という名のもとに何を伝え、何を隠そうとしたのか。
2024年、数ヶ月遅れでアカデミー賞7冠の映画「オッペンハイマー」が上映された。「原爆の父」の生涯を描いてはいたが、広島・長崎の姿が出てこないと批判を受けた。しかし、描かれなかったのはそれだけではない。隠された知識が欠けているため、原爆被害全体を指摘する人は広島でも殆ど聞かない。
番組では、取りこぼされている被爆を資料から示し、これまでさして疑問を抱かなかった視点から原子爆弾を考える。


横山雄二アナウンサー


●8月6日(火)13時00分~14時00分(予定)
   「消えゆく声・ヒロシマを継ぐこと」


被爆79年。被爆者の平均年齢は85.58歳。被爆者がいなくなる時代は、すぐそこまで来ています。 
何気ない日常を一瞬で奪った、あのあやまちを二度と繰り返さないためにこの悲劇を伝えていかなければなりません。
番組では、2022年度から養成が始まった、広島市の家族伝承者1期生・細川洋さんと、積極的に被爆体験証言を続けながらも昨年11月に亡くなった 父・浩史さんの生前のインタビューも交えながら、考えていきます。


細川洋さん(広島市家族伝承者 1期生)・細川浩史さん