第1回 「カウンセラーが学校にやってきた」 |
スクールカウンセラーとして初めて学校に派遣されたとき、子どもたち、親、教師の反応はどのようなものだったか。また、教師中心の学校に入ったカウンセラーはどのようなことを経験したか。
まだスクールカウンセラーが普及していなくて、教師もカウンセラーも何をしたらよいか若かった頃を振り返り、この10年の変化を語り合います。 |
第2回 「カウンセラーって、どんな人」 |
スクールカウンセラーが学校という場に慣れ、子どもや教師のこころの問題が見て始めたとき、最初にやったことはどんなことか。病院などのカウンセリングと学校のカウンセリングはどう違うのか。
スクールカウンセラー自身が、それまでの考え方ややり方を変えたことはどんなことか。学校にカウンセラーがいて当たり前となり、子どもたちや教師の中にどんなカウンセラー像が出来上がっているか。教師とは違うカウンセラーが学校という社会にどのように受け入れられたか、子どもの声もまじえて語り合います。 |
第3回 「カウンセラーが来て変わったこと」 |
スクールカウンセラーは、子どものカウンセリングをしているだけでなく、教師の相談に乗るし、教師の研修も手伝い、会議にも出る。そんなカウンセラーがやってきて、学校はどんなところが変わったか。子どもや教師は元気になったか。学校は、危機的な事態にうまく対処できるようになったか。
学校というシステムが改善されていく上で、スクールカウンセラーが役立った点を、教師の声もまじえて話し合います。 |
第4回 「子どもたちのためにもっとできること」 |
スクールカウンセラーは、週2日しか学校に来ない。いざというときに、いないことも多い。すべての中学に配置されるには、専門家の数が足りない。そもそもカウンセリングでできることは限られている。でも、スクールカウンセラーは子どもたちの心を守るためにもっと多くのことができる。そのためにこれからどうしたらいいのか。
スクールカウンセラーのこれからの課題や可能性について語り合います。 |