この一年、JRN・JNN系列の日本中のアナウンス業務の中で最も優秀な活動をした者に贈られる「第26回JRN・JNNアノンシスト賞全国選考会」で中国放送がエントリーした”母の残した自分史〜戦争のない世紀に〜”の山原玲子アナが、日本全国からエントリーされた作品のうちから、「ラジオ読みナレーション部門」の最優秀賞に選ばれた。
”母の残した自分史〜戦争のない世紀に〜”は、広島の原爆で一瞬にして夫を失った女性の書き残した自分史を、娘が発見。夫を失った悲しみ、戦争への怒り、戦後の苦しい生活など、母の生きた戦争の世紀を子や孫に伝えようとその自分史をカセットに録音したという内容。山原アナが、実在の娘を鳥取県倉吉市に訪ね取材。構成・編集・原稿書き・ナレーションまで一人でこなした。 受賞の山原アナは、1968年入社のベテランで2回目の受賞。
「自分で書いた原稿なので「間」を大切にしながら自分の呼吸で読めた。アナウンサーの様々な形態のしゃべりが溢れている中で正統派のアナウンスメントが評価された事が最も嬉しい。受賞を励みに更にナレーション技術の向上に努めたい。」と話した。 また、同時に行われた「テレビ実況・フリートーク部門」でも、宗像総一郎アナが優秀賞を受賞した。
なお、アノンシスト賞受賞式は、6/14(木)東京のTBSでおこなわれる。
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