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2005年10月15日 |
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ロハス(Lifestyle of health and Sustainability)
アメリカの心理学者が考えた、持続可能で健康的な生活を推進するスローガンです。これ、ライフスタイルって言ってるところがミソで、資源をムダにしない生活の方がカッコイイ暮らし方なんだよ、と呼び掛けている。だから受け入れられて運動促進に繋がる。今日紹介したレジ袋有料化の取り組みも同じですね。 |
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■トホホなゴミを減らす秘訣とは?
今月は環境月間。そこで番組では、人類にとって不滅の課題であるゴミ減量にスポットをあててみました。ゴミを減らす方法で今、注目されているのは、Reduce(ゴミ発生抑制)・Reuse(再使用)・Recycle(再資源化)の頭文字をとった3R。このキーワードを手がかりに、広島で展開されているさまざまな取り組みを紹介します。
おおっと、RCC 3R推進キャンペーン「ごみ減らし隊」の隊長マギー審司さんが、リデュース隊員の横山アナ、リユース隊員の岡アナ、リサイクル隊員の世良アナを引き連れてスタジオに乱入だ?!
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「Eタウンクラブの皆さんにアンケートをお願いしたところ、ゴミ減量のために3Rで何が必要?との問いには、『リデュース』58%、『リサイクル』28%、『リユース』13%という結果がでました」 |
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「まずはやっぱりゴミを減らさなきゃってことだ」 |
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■ゴミの有料化で企業の意識に変化を期待
10月から広島市では全国の政令指定都市に先がけ、事業ゴミの有料化がスタートし、オフィスや商店から出されたゴミは、可燃ゴミ不燃ゴミそれぞれ、市が指定したゴミ袋に入れて出すことが義務づけられました。そのゴミ袋が10枚組で690円(可燃ゴミ用30リットル)〜1240円(不燃ゴミ用90リットル)と少々お高い設定になっているのは、価格に処理手数料(10kgあたり98円)が入っているから。つまり、出すゴミの量が少なければ少ないほど、経済的になるわけで、これならゴミを出す事業者側にも必然的にゴミを減らす工夫や意識が芽生える可能性が大。それにしても広島市の去年一年間のゴミ排出量は421,971トン。市が負担する一日あたりのゴミ処理費用はなんと約3,500万円にも。まずは身近なところからのゴミ減量作戦、うまく実を結ぶことを期待しましょう。
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「自分で買ったモノにゴミを詰めるという行為には大きな学習効果があります。人間てのはセコイ動物だから、実感がわくんですね」 |
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「家庭ゴミに関しても呉市ではすでに有料化を実施していますが、広島市も検討中だそうです。Eタウンクラブアンケートで64%の方が、ゴミ減量化のためなら家庭ゴミの有料化も仕方がないとこたえていらっしゃいます」 |
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「今年の夏のクールビズで、環境への意識が高まったことも理解に結びついているのかも」 |
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■ニュース原稿がダンボール紙にヘンシン!一方、レジ袋も有料化へ
最近目にすることの多くなったものに国際規格「ISO14001」があります。これは環境マネジメントシステムをどのように構築すればよいかを定めた仕様書ですが、取得することがイコール<環境への気配りの証>となることから、信用を得るステイタスとして企業から熱〜い視線を集めています。
ISO14001を2002年に取得したRCCでは、3Rはすでに当たり前。ゴミの分別はもちろん、放送用のニュース原稿も一度使用したコピー用紙の裏側を使用するという徹底ぶりです。そうして役目を終えたコピー用紙は燃やせるゴミとしては出さず、契約している業者を通じて、大竹市にある日本大昭和板紙西日本 芸防工場へ持ち込まれてダンボールにリサイクル。まさに「捨てればゴミ、分ければ資源」です。
一方、レジ袋にも大きな動きが。県内では年間7億5千万枚(石油換算でドラム缶6万本分)も使われていますが、早ければ来年度にも法律によって全国一律に原則的に有料化されそう。1978年からすでにレジ袋有料化(1枚5円)を実施しているチェーンストア「万惣」では、コストのかかるレジ袋を無料で提供しない分、商品の価格引き下げにつながるというしくみが浸透し、マイバッグ持参のお客が9割と圧倒的多数。やれば出来るものなんですね〜。
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「Eタウンクラブアンケートでも、レジ袋の有料化に49%の方が賛成してらっしゃいます。視聴者の皆さんも身近な3R、考えてみてくださいね」 |
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「レジ袋より、マイバッグを持ってた方がカッコイイものなぁ」 |
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