| | 放送日時 2005年8月4日(木)午後10時54分 放送 |
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| | 番組内容 |
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母親の胎内で被爆した「最も幼い被爆者」原爆小頭症患者たち。
生まれる前の胎児の状態で原爆の強烈な放射線に曝されて、身体と知能に障害を負った彼らは、今年59歳になりました。
患者とその家族の多くは「被爆者が障害のあるの子を生む」とのいわれなき差別や偏見にさらされ続け、今も世間から隠れるように生きています。
彼らを取り巻く困難な状況は、同世代の知的障害者の抱える問題と表面的には大きな違いはありません。
しかし彼らは、被爆さえしなければ健常な子として生まれてくるはずだったのです。
企画では、原爆小頭症患者5人の苦しい現状と、彼らの記録を続けるひとりの女性との交流を通して、被爆60年目のヒロシマの真実を見つめます。
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