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2004年10月9日 |
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・…─→(点と矢印)
「元気がある、ということはなにか。これはズバリ、目標が定まってその方向に向かうというベクトルのことだと思う。長らく学歴偏重でなぁなぁでやってきた日本社会の反省と反動が、専門学校の支持に現れている。イイ世の中になった」 |
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■手に職つけてイキイキライフ
高校や大学を出ても定職につかない、あるいはつけない若者がとうとう400万人を突破し、大きな社会問題にまで発展。その一方、「これをやりたい!」という具体的な職業観を持った若者や退職後の第二の人生に向けて技術を習得しようとする社会人が、オリジナルな学科を設けた専門学校に押し寄せています。少子高齢化が進む中、生涯教育の受け皿として活気を帯びてきた、広島市内ふたつの専門学校を追ってみました。
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「専門学校を見ていると、今の時代、なにが求められているかがわかりますね」
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「フリーターというコトバが登場した当初は、ナマケモノ的な意味で使われることが多かったけど、今では働きたくても受け皿がない、という状態だもん」
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■学歴よりキャリアアップでGO!
広島市南区比治山本町にある「IWAD環境福祉専門学校」。働く意欲があれば、年代を超えて応援します、というスローガンのもと、時代のニーズに先がけたユニークな学科&カリキュラムで大きな注目を集めています。「女性がにこやかに過ごせる街は元気なはず。女性の能力をもっと認めて頂きたい一心で創立しました」と、語るのは、理事長であり校長でもある平田冨美子さん。学歴ではなくこれからはキャリアを重視する時代が来ることを予見して、左官養成講座、壁装技能士養成講座といった全国初の女性専門コースを皮切りに、以後、総合環境デザイン科や造園学科なども新設するに至り、意外なことに男性の入学志願者が続出。そこで女性の再就職支援から、男女の共同参画社会づくりのサポートへと方向転換することになったとか。
早速「ランドスケープ(造園)コース/緑の環境学科」の授業を覗いてみると、男女の若者に混じって、オジサン学生(失礼)の姿もチラホラ。また、学生の半数以上が県外から、ということからも、この学校の人気の高さがうかがえます。次々と大胆なアイデアを展開する平田理事長、その原動力は?「経営のことを知らなかったことかも(笑)」。いやはや、あっぱれでございます。
IWAD環境福祉専門学校のお問い合わせ
→http://www.iwad.ac.jp/
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「現在こちらでは18才から64才までの生徒さんがいらっしゃるわけですから、この世代の混在自体がひとつ教育の場でもあるみたい」
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「みんな真剣、だけど楽しそう!こういう学校珍しい」
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