審議したのは、2025年12月28日に放送したテレビ番組「二刀流を極めた男たち~ゲイル・ホプキンス×越智光夫」です。V1戦士のひとりであり医師でもあるゲイル・ホプキンス氏と、第12代広島大学学長でありカープのチームドクターも務めた越智光夫氏が、カープ初優勝と広島復興の足跡を辿りながら、スポーツと医学の密接な関係、広島の未来について対談する報道特別番組です。
【制作担当者の説明】
去年は被爆80年であり、カープを初優勝に導いてくれた最大のスターであるホプキンスさんが来日するという貴重なタイミングで、何か声を残したい、映像を残したい、さらにこれまで残してきた映像をミックスしてなにか番組ができないかということでトライしました。
【委員の方々からのご意見、ご感想】
- 医者繋がりで親交を深めた越智学長とホプキンスさんということで対談が本当におもしろく、2人の親しさも良く出て、良い人選だと感じた。ただ、二刀流を意識させる内容ではあったが、「二刀流を極めた男たち」というタイトルが、良いのかどうかという気がした。
- 基本的に野球にあまり興味がなくても楽しめる番組だった。ホプキンスさんが何をされたとか、在籍2年が長いのか短いのかもわからない状態で見ていたが、人としてすごい人だなと純粋に思った。
- テロップの中に「医師」と「医者」が混在していた。どちらかに統一するか、やっぱり「整形外科医」という方がより良かったかなと思う。
- 全体としてはバランスもよくて、非常にいい番組だった。
- 現役時代があり、2人のご縁があり、2つ目の顔があり、被爆80年があり、カープへの期待があり、バラエティに富んだ形で、見ごたえがあった。
- 平和のテーマで締めたのが良かった。読書感想文を「ヒロシマ」で書いたとか、メールをピースでしめるというエピソードも良かった。
- 冒頭、優勝を決定づける3ランが出てくるが、それが何回で何対何で、3ランで優勝を決定づけたのかというのがきちっと分かった方がよかった。
- 衣笠さんの銅像へ行ってここに来たいと思っていたというシーンや、前回の学会の総会での衣笠さんのお話があって、2人の親交はどうだったのか気になった。今回は越智先生との対談ではあるが、見てみたかった。
【番組担当者の返答】
タイトルは、「二刀流」という時流に乗ったワードが出てしまって、ある種パワーワードに引っ張られすぎたかなと、ご指摘で気づきました。もうちょっと丁寧にしたいと考えさせられました。ホプキンスさんがメインに見えたと言われましたが、越智学長も途中からアシスト側に回り、あの表情・あの笑いを引き出し、皆がホプキンスさんの人柄や尊敬できるところを伝えたいという雰囲気になったのは良かったと思います。