第712回中国放送番組審議会 概要

審議したのは、7月6日深夜に放送したテレビ番組「ドキュメンタリー解放区/虚像 桐島聡とウーヤン~連続企業爆破事件 半世紀の逃亡~」です。1975年に連続企業爆破事件の容疑者として全国に指名手配され、逃亡から49年後の去年1月、入院先で本名を名乗り、その後死亡した桐島聡を題材としたドキュメンタリー番組です。

【制作担当者の説明】

去年TBSに出向している際この事件が発生し、周辺取材を担当。RCCに戻った後も、桐島が福山市出身であることもあり、取材を続けてきた。日本の犯罪史上に残る人物ながら謎が多く、彼の49年をできるだけ広く理解できる形で伝えたいと番組を制作しました。

【委員の方々からのご意見、ご感想】

【番組担当者の返答】

美化してはいけないと前提にして取り組んだが、距離感、バランスが難しいと感じながら取材した。多様な受け止めを意識していた。犯罪や社会問題などを、世の中の人に我がことと感じてもらうためにどうすれば良いか、本気で向き合っていきたい。

<文責:中国放送番組審議会 事務局>
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