第708回中国放送番組審議会 概要

審議したのは12月30日に放送したテレビ番組「鯉生む男たち~カープドラフト会議に密着~」です。プロ野球、カープのドラフト会議に密着した番組で、過去のドラフト会議の映像も交えて紹介しました。

【制作担当者の説明】

広島は、ドラフト関連番組の視聴率が全国的に見ても高い地域です。かねてから視聴者のニーズにこたえる企画をしたいと考えていました。カープ球団からもイベントを含めた企画について相談があり、特別番組につながりました。興味が高い地域だからこそ、普段見られない会議の内容、過去のドラフト映像、ドラフト制度の説明など、バランスを意識しながら制作しました。

【委員の方々からのご意見、ご感想】

【番組担当者の返答】

番組は、スカウトの日常的な活動ではなく会議室から始まったため、スカウトの仕事内容を描ききれなかったことは反省点の一つ。松田オーナーが適性を見抜いてスカウトとし、そこから見る目を養うという部分も今後描きたいと考えています。カメラが入れたことは貴重であり、野球チームを持つ地域の放送局からは問い合わせがありました。選手、コーチなどユニフォームを着る側を感覚的に表とし、ユニフォームを着ない人々を裏方と表現したことで、潜在的に線を引いていました。富士大学について、所在地が岩手県と思う人は少ないと思います。丁寧に伝えるべきでした。選手を選ぶ段階で、放送中のコメントには傷つく選手も出る可能性があり、配慮しました。

【その他】

ラジオ・テレビ両局長から、春の改編について説明をしました。

<文責:中国放送番組審議会 事務局>
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