第705回中国放送番組審議会 概要

審議したのは、10月13日に放送したテレビ番組「日本のチカラ 母を失ったクマ クラウド」です。この番組は、クマの被害が過去最多となる中、ツキノワグマの生態、野生動物保護、人間との共生などについて取材した番組です。

【制作担当者の説明】

日本のチカラの制作は、その年を象徴するような内容にしたいと心がけています。2024年は全国でクマによる被害が過去最多で、クマを飼育している安佐動物公園にも野生のクマが出ました。飼育されているクラウドも、母を失い保護されたツキノワグマです。飼育してみてわかったこと、人とクマの自然界での共存などをテーマに制作しました。

【委員の方々からのご意見、ご感想】

【番組担当者の返答】

なぜクマが人を襲うのか、いろいろと調べてもズバッと答えが見つからないため、いくつかの要因を伝えました。これからもこの問題について、見守っていきたい。当時、クラウドの棒回しがストレスだと知らず取り上げて、人気者にした一人として反省しました。中国山地は、クマの被害数は少ない。管理が行き届いていると感じています。

<文責:中国放送番組審議会 事務局>
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