第699回中国放送番組審議会 概要

審議したのは、3月16日に放送したテレビ番組「広島4局対抗 ミヤゲキングダム」です。広島の民放4局が、新たなお土産を開発する共同プロジェクトで各局が番組を通して「自分たちにしか作れない究極のお土産=王土産」の開発に挑みました。

【制作担当者の説明】

広島の民放4局はいつもはライバルとしてしのぎを削っていますが、共同で広島をアピールできる企画もやってみようと去年秋から協議を行いました。同じコンセプトに基づきそれぞれの局が制作し、3月の土日の昼間に放送しました。その後、Tverで全国配信し、広島の魅力を全国に広めることを目指しました。

【委員の方々からのご意見、ご感想】

【番組担当者の返答】

開発したお土産に順位をつけるのではなく、制作したコンテンツで競い合おうとしました。癖のあるナレーターであることは承知の上で起用しました。昭和の時代から活躍されるナレーターに合わせようと言葉の選び方も時代に合わないものになってしまいました。放送後に取材に行っています。今後、紹介する予定です。初めて4局で共同企画をしました。すべての商品を見てもらえる演出をすればよかった。キャスティングや演出については、視聴者を不快に思わせないような編集にしたい。ほかの番組についても考えていきたい。

【その他】

当社の番組制作において、旧ジャニーズ事務所の問題をふまえ、今後のキャスティングなどについて説明しました。また、安芸高田市から質問状が届き、これに回答したことを説明しました。

<文責:中国放送番組審議会 事務局>
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