第688回中国放送番組審議会 概要

審議したのは、5月20日に放送したテレビ番組「広島サミットの日」です。広島で開催されたG7広島サミットの2日目の様子を首脳の動向を伝えながらゲストを招いて放送しました。

【制作担当者の説明】

サミットで行われる議論の評価については、サミット後に普段の番組の中で行うとして、特別番組では、視聴者の関心が最も高い首脳の動きや生活に関わるリアルタイムの交通情報、首脳や配偶者のサイドの情報を拾って伝えたいと考えました。実際は、首脳の予定がかたまらなかったり、変更になったり、予測がつかなかったり、急遽決まったゼレンスキー大統領の来日などめまぐるしく変わっていきました。会場となったプリンスホテルが見える場所をスタジオに設定し、予め取材していた内容と、複数の中継を交えてお伝えしました。

【委員の方々からのご意見、ご感想】

【番組担当者の返答】

宮島に入島制限がかかる中、知人に映像を撮影してもらい、レポートも頼んだが、名前を出すことに抵抗があると言われたため、ペンネームでの紹介となった。大げさだったかもしれない。サミットに対してさまざまな考えを持つ方がいることを伝えたかったが、デモについては事象の一つとして取り上げるにとどめました。どのように説明するかについては今後の課題としたい。瀬戸さんには司会者がもっと話をふればよかった。ドイツのショルツ首相の情報は特ダネ映像です。夜の街の取材もした中で、車列や警備などを追いかける中で見つけ、よく粘ったと思いますが、空振りもしています。

【その他】

共同通信社の曽我部桂広島支局長が委員に就任されました。

<文責:中国放送番組審議会 事務局>
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