第683回中国放送番組審議会 概要

審議したのは、11月23日に放送したテレビ番組「こころ彩る あき日和」です。コロナ禍で行われなかった祭りやイベントが県内で3年ぶりに行われました。2022年「広島の秋」を映像メインに取材したニュース企画をまとめ、番組にしました。

【制作担当者の説明】

それぞれの祭りやイベントは、日々のニュースの中で企画として取り上げたり短く扱ったりした中からいきいきとした内容を断片的に切り出しつなげました。この3年間は、マスクをしての表情や活動しか撮れませんでしたが、イベントではその時だけでもマスクを外し、笑顔や真剣な表情を撮影することができました。もう一度見直して、日常の大切さを改めて感じてもらえればという思いで制作しました。

【委員の方々からのご意見、ご感想】

【番組担当者の返答】

やぶが俵に乗るシーンについて、その場でご指摘いただければ記者の勉強になり、映像として躍動感のある祭りでも一つ一つのシーンには作法やしきたりがある奥深さを学ぶ機会になります。お通りは短いニュースとして伝えることはありましたが、長く撮影したことがなかった。改めて撮影しておく価値があるもの、映像記録とする大切さも改めて感じました。今回の番組は引き込まれるようなスリリングな内容にはならないと感じていたため、オムニバスにする際、緩急をつけることを心がけました。

【その他】

民放連(日本民間放送連盟)放送基準が改正され、2023年4月から施行されます。民放連の放送基準はRCC番組基準として準用されるため、RCCは放送法第6条第3項に基づいて、RCC番組基準の一部変更を番組審議会に諮問しました。次回、第684回で答申します。

<文責:中国放送番組審議会 事務局>
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