第664回中国放送番組審議会 概要

新型コロナウイルス感染防止のため、ウェブ会議システムを利用して審議会を開催しました。 審議したのは、3月6日に放送したテレビ番組「東日本大震災10年プロジェクト つなぐ つながるスペシャル」です。TBSテレビが東日本大震災10年の節目に1週間継続して放送した番組の一つで、RCCからもディレクターが取材協力しました。

【制作担当者の説明】

これまでの放送でメディアが振り返られなかったことや検証できなかったことを放送する目的で企画が進みました。RCCが担当したのは、テレビユー福島の記者の当時の思いとその時出会った人たちの今でした。若い世代に見てもらいたいというコンセプトがあり、制作者の栗栖ディレクターが20代のため、感じ取ったまま表現できたらという思いで制作しましたが、ローカルと全国ネットの放送は違うことを改めて感じました。

【委員の方々からのご意見、ご感想】

【番組担当者の返答】

取材の段階では、津波にあった人や撮影した人の話など当初は盛り込む予定でしたが、分析パートに説明を重ねていくと時間が足りなくなり、当日はカットしました。しかし、後日人にまつわるパートだけを再編集して放送をしました。全国放送では、全国の立場の違う、住む場所も文化も違う人が一つのものを見るのだから、伝えたいことを精査してピンポイントで絞って伝えるということを学びました。

【その他】

ラジオ・テレビ両局長から、春の改編について説明をしました。

<文責:中国放送番組審議会 事務局>
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