第647回中国放送番組審議会 概要

審議したのは8月4日日曜に放送されたテレビ番組「おばあちゃんから私へ~あの日のヒロシマを辿る~」(14:00~15:00)です。これまで原爆投下時のことを語ることのなかった祖母の木村敬子さんに孫の中根夕希アナウンサーが当時の話を聴いた番組です。

【制作担当者の説明】

身近な人の戦争体験を聞き、原爆のことを初めて知る人にとっても分かるような番組にしようと心がけて番組を制作しました。戦争を知らない若い世代にとって大事なことは、話を聴くということではないかと思います。番組の中では、孫がおばあちゃんの話を聴く、プライベートに近い柔らかい雰囲気を大事にしたいと思いながら制作しました。

【委員の方々からのご意見、ご感想】

【番組担当者の返答】

私の祖母も被爆者手帳を持っていますが、母は話を聞いたことがなく、私が聞くと少し話すこともあります。中根アナウンサーもそういう経緯があり、孫、被爆三世の立場でできることはまだあるのではないかという思いを持っています。

【その他】

今回の番組審議会では、ラジオ・テレビの各局長がそれぞれ秋の新編成について説明しました。

<文責:中国放送番組審議会 事務局>
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