第608回中国放送番組審議会概要

今回審議したのは7月26日放送のRCC被爆70年プロジェクト「未来へ」のテレビ番組、「母子草(ははこぐさ)の花 原爆小頭症患者 母と子の70年」です。
母親の胎内で被爆・大量の放射線を浴びて、知能に重い障害を持って生まれた原爆小頭症患者をテーマとした番組です。

【担当ディレクターの説明】

「原爆小頭症患者の現状を中心にしてまとめました。小頭症は1965年にRCCが報道して以来、カメラマンやディレクターが襷をつなぐようにして、長年継続して取材をしてきたものです。今回の番組で一番の思いは、この極めて忌まわしい体験を次の世代に繰り返さないように、若い人たちにも分かってもらえる番組にしたかったということです。母親の胎内で一瞬の放射線を浴びただけで、生まれてからこれまでのすべての人生を台無しにされたという人々がいることを知ってもらいたいと思います。」

【委員の方々からのご意見、ご感想】

【その他】

最後に11月に岡山で行われた「JNN系列放送番組審議会・近畿中四国地区合同協議会」について越智委員長から報告がありしまた。

<文責:中国放送番組審議会 事務局>
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