今回審議したのは6月12日17:00放送のテレビ番組「ニュース6スペシャル 歴史は警告する ~土砂災害と広島~」です。
広島の土砂災害について、県内の歴史書や伝統的なお祭りなどを通して、もう一度深く掘り下げて、みつめなおそうという番組です。
「災害以降、次の災害を防いで逃げてもらうために、いろんな情報提供をするためのデータの解析が行われ、科学的なアプローチが進んでいます。広島というのは、そういう都市であるというのを改めて見つめなおし、今から、梅雨の時期・本格的な雨の季節になりますが、もう一度、この番組を見た方に、次の避難であったり、行動に結びつけてもらいたいという意図を持って制作した番組です。」
「災害の被害を防ぐために、また災害が起きたときにどうすればいいのかという部分は、我々報道も本当にいろいろ考えているところです。八月二〇日、土砂災害が発生して一年が近づいていますが、この間に取材し報道したことや、被災者の方から経験を聴いた中から、やっぱりこうした方がいいのではないかということを、現場の記者たちは思っていますので、それを提案できるようなニュースの企画を考えていきたいと思っています」