第600回中国放送番組審議会概要

今回審議したのは、1月17日に放送したラジオ番組「一文字弥太郎の週末ナチュラリスト 朝ナマ」です。
土曜日の朝のワイド番組です。阪神大震災からちょうど二十年となるこの日の放送では、広島出身で神戸大学に進学した息子を震災で亡くした母親が、神戸で行われる追悼行事に参加するのに同行し、スタジオとつなぎながら、震災について放送しました。

【担当プロデューサーの説明】

ちょうど阪神大震災から二十年目ということで取組みました。広島でも昨年大きな災害がありましたが、阪神大震災から二十年たっても癒えない気持ちや心の動きを一人の女性を追って番組を制作しました。

【委員の方々からのご意見、ご感想】

【担当プロデューサーの返答】

阪神大震災では六千人以上の人が亡くなりましたが、その一人一人に家族がいて、その亡くなった方がどんな思いをしていたのか想像してほしいと思い、今回はその中で一人をピックアップしました。
放送が一月十七日ということで、今回は生放送ということを選びました。しかし、同行したディレクターには、一人の身近な人が亡くなるということが簡単には癒えないということを表現することは、今広島でとても重要なことでもあるので、これをテーマに凝縮させたような番組を作って欲しいというオーダーもしています。

【その他】

宮田委員に代わって江種則貴委員が番組審議会委員に就任されました。

<文責:中国放送番組審議会 事務局>
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