第590回中国放送番組審議会概要

今回審議したのは、3月8日に放送したテレビ番組「死者1万4759人の衝撃~巨大地震と広島」です。死者1万4759人は、昨年広島県が発表した南海トラフ巨大地震が起きた場合の最悪の被害想定です。死亡原因のほとんどは津波によるものです。番組では、実写を交えたCGで映像化し、わかりやすく解説しました。

【担当プロデューサーの説明】

瀬戸内海に面した広島県で、津波により大きな被害が起きることは想像しにくいと思います。そこをわかりやすく説明することで正しい危機管理をし、いざという時に生き延びるためにはどうしたらよいかを考えるきっかけづくりになればと制作しました。

【委員の方々からのご意見、ご感想】

【担当プロデューサーの返答】

一番大きい津波が来るのが3時間半後です。その前に、液状化や護岸が壊れることで浸水します。広島県は、地震が発生後10分以内に逃げたら死者は半減すると発表しています。

【その他】

テレビとラジオの春の番組改編について、それぞれ担当局長が紹介しました。テレビは、金曜日深夜の「アォーン」が終了して、「ミラクルマジカル宣伝部」がスタートすることなどを説明しました。ラジオは、ナイターの前後でカープ女子3人が交代でカープを応援する番組を制作することなどを紹介しました。

<文責:中国放送番組審議会 事務局>
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