今回審議したのは、テレビ番組「衣笠祥雄のおしいでがんす!3R」(2012年11月23日放送)です。この番組は毎週日曜日の午後5分間、エコ、3Rの番組として8回放送したものをまとめて1時間番組として再構成したものです。
【委員の方々からのご意見、ご感想】
- お年寄りから子どもが見ても内容がよくわかる楽しめる番組だ。
- お酒の瓶を洗う専業の会社があるのは知らなかったので驚いた。
- 3Rの意味するリユース、リデュース、リサイクルは若い世代にはかなり浸透しているが、年配者にはわからない。こういった番組をある程度のサイクルで流し続けるのがマスコミの役割だと思う。
- 題名の3Rを聞いた時、衣笠さんの一代記かと思った。3Rという言葉がわからない人もいるのでエコという言葉をタイトルに入れたほうがわかりやすかったのではないか。
- スーパーなどで賞味期限や消費期限が早く切れるものを買うと、ゴミ処理経費が減るとあったが、ゴミ処理に使われる税金がどれくらいかがあれば、自分のこととしてとらえられる。県民一人一人の意識改革ができる部分が必要だと思った。
- 画面の周りにCGを使っていたことで子どもも見やすくなっていた。
- コップのリサイクルの部分で洗浄の過程がしっかり示されていて、利用する側からすると衛生的で大丈夫という気持ちになった。また、洗浄を障がい者施設で行っているのがわかり、良かった。
- ひとつひとつが短くて、飽きずに見ることが出来た。
- エコ飲み焼きのところでスープを紹介していたが、あれがべジブロスであれば、もっと掘り下げるといいと思う。
- 田中さんが高校時代に着ていた学生服のズボンをバックに作り直すシーンがあったが、ズボンの再生に7300円もかけてするかどうか?このような番組でそんな疑問を残してはダメだと思う。
- 段ボールでの堆肥作りや廃油を利用しての石鹸作りの紹介があったが、詳しくはホームページでとあると作る人が出てきて、エコにつながっていくのではないか。
- 8つのテーマは玉石混淆だった。もっと掘り下げればおもしろいものもあった。
- 衣笠さんの人柄がこの番組に合っていて、役割もよかった。
- アンガールズは非常に頭のいい人たちなので、課題をどんどん与えて広島の社会問題の顔に育てていったらいいのではないか。
【担当ディレクターの返答】
3Rはある程度知られてはいるが、何となくわかっていても、中身をちゃんと言える人は少ない。このような番組は続けなければいけない。