第579回中国放送番組審議会概要

今回審議したのは、テレビ番組「牡蠣が結ぶ世界の絆~オイスターロードを行く~」です。これは、RCC開局60年記念として制作した1時間半の番組で、TBS系列28局で2月に放送しました。

【担当ディレクターの説明】

全国ネットの番組でTBSから求められるのは、必ず広島らしさを出して欲しいということです。今回は放送時季も考慮して、牡蠣をテーマに およそ2年をかけて制作しました。
牡蠣も広島も世界も、海と同じように本当に繋がっていることを描くことが出来たと思っています。

【委員の方々からのご意見、ご感想】
【担当ディレクターの返答】

取り上げる地域が、短時間で あちらこちらに飛んでいるというご指摘については、制作手法のひとつと考えています。
1時間半の番組になると、視聴者はチャンネルを頻繁に切り替え ながらテレビを見ます。こういう特徴があるため、ひとつの対象を追い続けると それに興味のない視聴者は戻って来ません。ですから、短時間で別の場面に変化させることによって関心を繋ぎとめる手法を取っています。
また この番組は およそ2年をかけて制作したからこそ、広島湾での牡蠣の種付けの撮影に成功する等、貴重な資料映像を残すことが出来ました。

【その他】

3月の審議会では、テレビとラジオの番組新編成について、担当局長が紹介しました。
テレビは、「イマなま3チャンネル」が2年目に入り、次第に定着してきていること。
また「元就。」が非常に好調に推移していることなどを説明しました。
ラジオは、月曜日の夜に 若い年齢層を対象にした「ラジプリズム」という生放送番組を制作することなどを報告しました。

<文責:中国放送番組審議会事務局>
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