今回審議したのは、テレビ番組「島にきんちゃい! 笑って泣いた 江田島ぐらし」です。 これは、開局60年特別番組として年末に放送した1時間のドキュメンタリーです。 番組は、去年の秋 広島県で初めて実施された江田島の民家に泊まる「民泊型の修学旅行」を 取り上げています。民泊は島の活性化対策の一環で、内容は奈良県の高校生と受け入れ側の 島の人々とのわずか一日だけの交流から生まれる人間関係を描いています。
民泊は、30時間ぐらいしか滞在しないのに「絆」が生まれ、高校生も 受け入れた家庭も 非常に感動している。そこには一体 何があるのかを 視聴者の方々に考えていただきたいと 思い制作しました。
民泊型の修学旅行受け入れは、町の経済活性化に繋げようとする事業で、ボランティアではありません。
去年、広島県内の民泊受け入れは1校だけでしたが、今年は、県全体でおよそ10校に増える見込みです。
ナレーションは、広島県出身で俳優の戸田菜穂さんにお願いしました。感情移入が 大変上手な方でした。
今回は4人の委員が交代し、新たな構成で迎えた最初の審議会でした。