第573回中国放送番組審議会概要

今回審議したのは、テレビ番組「ヒロシマの山~葬られた内部被ばく調査~」です。
これは 8月6日に放送した1時間の特別番組です。内容は、広島市南区にある放影研=放射線影響研究所の「内部被ばく」に関する調査をテーマにしています。

【担当ディレクターの説明】

かつてのABCCを受け継いだ放影研は 去年 福島の原発事故があって以来、現地で放射線対策の最前線に立っています。放影研は、広島・長崎の被爆者の健康への影響を長年 調査してきた機関でもあります。しかし 原爆の放射線の影響を調べる過程で、「内部被ばく」に関する調査を 途中で打ち切ったという文書が出てきました。

このため「内部被ばく」に焦点を当てて取材を進め、番組にしました。
【委員の方々からのご意見、ご感想】
【担当ディレクターの返答】

広島の被爆者団体や『内部被ばく問題研究会』などから大変多くの問合せがありました。

また TBSからは、今後も取材して欲しいと要請されています。
【その他】

9月の審議会では、テレビとラジオの秋の番組改編について、担当局長が紹介しました。
テレビは、夜の時間帯の番組が大幅に変わることや10月に放送する自社制作の5時間生放送番組などについて説明しました。
また ラジオは、夕方の情報バラエティ「レディオ・ワン」が、月曜から金曜までのベルト番組にパワーアップすることなどを紹介しました。

<文責:中国放送番組審議会事務局>
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