今回審議したのは、テレビ番組「中四国体験トラベル~ウルトラSEA級グルメ満喫~」です。これはRCCが制作した1時間番組で、中四国地区の6局をネットして「海の日」の7月16日に放送しました。
【担当プロデューサーの説明】
「海の日」に放送するため、子どもも大人も楽しめる 中四国の海に関わる体験を取材しました。また 最近 第3のグルメと言われる海産物が入ったSEA級グルメを取り上げました。この番組が、夏の家族旅行の参考になればという思いを込めました。
【委員の方々からのご意見、ご感想】
- 全体的に非常に見やすかった。明るい映像に、テンポのある音楽も良かった。
- タレントのフリータイムは、一緒に船に乗ってロケに行かなかった。彼らの起用法がどうなのかと思った。
- 中四国を巡るのはよいが、どれくらい時間がかかるのか、ドライブ感覚を持った情報が
あると嬉しい。
- 1時間の番組の中で、食材を取り上げたり、観光地を紹介したり盛りだくさんであった。しかも、複数の県に及んでいたこともあり印象に残りにくかった。もう少しポイントを絞った方が見やすかったのではないか。
- 
どれも 実際に体験してみたいと思いながら見ていた。ただ その周辺に 立ち寄れるようなスポットがあるのか気になった。例えば、ホームページを使って番組関連情報を提供しては
どうか。
- 非常に楽しく見ることが出来た。カーナビのような画面が出てきたが、その割にルート案内の情報がなかった。大ざっぱでも構わないので、地図を表示する等、もう少し細かい紹介が欲しかった。
【担当プロデューサーの返答】
タレントのフリータイムが一緒に船に乗ってロケに行かなかったのは、船の定員オーバーとなるため乗れなかったからです。やはり、コンプライアンスの問題です。ルールは守らないといけません。また 内容が盛りだくさんで分かりにくいというご指摘がありました。
ディレクターの立場からすると、どうしても詰め込んでしまいます。これは、足りないと困るという恐怖心が強くあるためで、大きな課題だと受け止めています。
【その他】
審議会では、8月に放送するRCC開局60年記念の3つのテレビ特別番組について担当局長が報告しました。