今回審議したのは、10月29日に放送したテレビ番組
「100年の常識に挑む! 次世代カーのゆくえ」です。これは、自動車メーカー・マツダが開発した新開発のガソリン車エンジン「スカイアクティブ」を取り上げた30分番組です。
【担当プロデューサーの説明(企画意図)】
スカイアクティブは、ハイブリッドに対抗できるというキャッチコピーで快調なスタートを切りました。マツダの動静は、地元経済に大きく影響しますが、画期的な燃費を実現したマツダの技術を何とか番組化できないものかと考え、制作しました。
【委員の方々からのご意見、ご感想】
- 車の番組らしく 非常にテンポが良く、映像の編集も大変工夫されていて、最後まで楽しく見ることが出来た。ただ ひとつ注文を付けると 何故 燃費がいいのかなど、もう少し目で見て分かりやすい説明が欲しかった。
- スカイアクティブは、ハイブリッドに比べ メンテナンス上のメリットがあると思う。その点の紹介があってもよかった。
- 大変興味深く見ることが出来た。しかし ハイブリッドやディーゼルも含めて、総合的に車のエンジンを紹介するコーナーがあってもいいのではないか。
- マツダは、他社がどこも挑まなかったガソリンエンジンにこだわって成果を得た。この追究姿勢は大事なことだ。
- ナレーターのイントネーションが良くない。CMでよく耳にするような口調で違和感がある。もっと落ち着いたニュースのような語り口の方が、すんなり入ってくるのではないか。
- マツダの技術開発のオリジナリティが、番組として よく表現されていた。
- 車の好きな方がこの番組を見ると、機能や性能が本当によく分ったのではないか。ただ、女性にとっては、車内のシートやカラーバリエーションなど もう少し 知りたい情報が、あるだろうなと思った。
【担当プロデューサーの説明(マルチ展開)】
この番組は、地上波のほか11月には全国に向けてBS-TBSでも放送しました。
また マツダの公式サイトで、この番組の短縮版をご覧になれます。さらに、全国のマツダ系列販売店でも動画を見ることが出来ます。このような取り組みはRCCとしては珍しく、今後も マルチ展開を考えていきます。