第557回中国放送番組審議会概要

今回審議したのは、2月12日に放送したテレビ番組「THE 歴史飯」です。
この番組は、RCCが制作し、TBS系列28局を通じて全国放送しました。

【担当プロデューサーの説明】
去年は、戦国武将の生き様を「食」で紹介する番組を放送しました。今回は、その続編として時代の幅を広げ、「歴史を動かした食」を採り上げようという狙いで「THE 歴史飯」というタイトルにしました。特に 今回は、国宝・彦根城でのロケシーンが、番組に厚みを増しています。
【委員の方々からのご意見、ご提案】
【担当ディレクターの応答】

より幅広い視聴者に見ていただくことが すべての前提です。若い人達にチャンネルを合わせてもらうには、どうしたらいいかと考えて AKBのアイドルを入れました。
これによって、視聴者の年令層に幅を持たせようとしました。また 味の表現は難しいですが、やはりタレントさんのボキャブラリーが ちょっと不足していたのではないかと感じます。

【東日本大震災の報道:担当局長の報告】

特に発生から3日間の報道対応について、テレビは、CMなしで特別番組を編成したこと。 ラジオは、自社番組の中に、特番を組み込みながら放送したり、すべて特番に切り替えたりしたことを説明しました。

【その他】
「春の番組新編成」についても、委員の皆さんに伝えました。
テレビは水曜日の深夜に、若者向けの音楽情報番組を新たに自社制作すること。
ラジオは、カープナイターを中心にした番組編成に変わることやインターネットを利用したユーストリームにも積極的に取り組むことなどを報告しました。
<文責:中国放送番組審議会事務局>
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