今回審議したのは、2月5日に放送したラジオ番組「中四国ライブネット 広島発 とことんライブ! 家電通!」です。
この番組は、中四国のラジオ8局が、2時間の番組を週がわりで制作し、土曜日の午後6時から生放送しています。また番組内容は、各局が毎回独自に企画しています。
【担当プロデューサーの説明】
番組は、家電に関心の高い3人の男性アナウンサーが出演し、今年注目したい家電を楽しみながら知って、学びましょうというのが大きな狙いです。
また、生放送後、インターネットのユーストリームを使って、更に1時間、番組を制作しました。これは、通信との融合の可能性に挑戦する大きな試みです。
【委員の方々からのご意見、ご提案】
- 家電業界が、暮らしの便利さを追い求めてきたことを再認識した。
- ユーストリームの番組は時々見るが、プロが作るとやはり上手いと思った。
反面、テレビ的すぎて、良さが出ていなかったのではないかとも感じた。
- 総花的に、あれもこれも紹介している。例えば、電子情報端末を紹介するなら、商品ごとの優れた点や弱点などを比較してはどうか。そういう情報が一番知りたい。
- 番組のターゲットが分からず、何が言いたいのか聴いていてイライラした。
またユーストリームには映像がありますが、ここでも何を伝えたいのか分からず、中途半端に終わっている。
- ラジオで家電の話をするのは、いかがなものか。映像のあるユーストリームで全部やった方が良かったのではないか。ただ、ラジオとの連携という企画自体は良かったと思う。
- 家電製品を使った生活実感の話が欲しかった。これだけの時間があれば、パーソナルな感触を発信できると思う。
- ユーストリームを使った取り組みは、非常におもしろく、今後も絶対に続けるべきだ。
ただテーマを決めやった方が、リスナーとしては非常に分かりやすい。
【担当ディレクターの応答】
映像で見たほうが分かりやすい部分がたくさんありますので、そこは、やはりラジオでは難しかったかなと思います。
【桜井アナウンサーの感想】
広く浅く取り上げたため、ひとつひとつについて深い話が出来ませんでした。
しかし最新の家電はこういうもので、トレンドはこのようになっているという「知って得する情報」は提供できたと思います。
【その他】
2月の審議会では、新しく委員に就任したお2人をご紹介し、番組審議に加わっていただきました。