今回審議したのは、12月18日に放送した「JTサンダーズの挑戦 最高の勇気を。最大の感動を。」というタイトルのテレビ番組です。
【担当ディレクターの説明】
バレーボールは、カープやサンフレッチェに次ぐ広島の3大スポーツですが、今ひとつ人気が浸透していません。そこで、バレーをあまり知らない人にもJTサンダーズの選手情報をたくさん紹介して、応援していただけるようにしたい。
そんな思いで番組を制作しました。
【委員の方々からのご意見、ご提案】
- バレーボールは広島を代表するスポーツだが、今 JTサンダーズのメンバーをあまり見る機会がない。それだけにチームの状況が良くわかって面白かった。
- 選手一人一人にスポットライトを当てようという姿勢に好感を持った。久保新監督を迎えて、チームが生まれ変わろうとしている様子がわかった。
- 非常に温かく、愛を感じる番組だった。ただ、バレーの面白さやVリーグ全体の話がもう少し欲しかった。
- どういう人をターゲットにした番組なのかが はっきりしない。ファンの開拓を狙うのと、ある程度のファンを対象にするのとでは内容が違ってくる。
- この番組は、総花的というイメージが拭いきれない。JTの広報番組という印象が最後まで残ってしまう。
- バレーボールの人気が落ちたのは、露出が少ないのが一番の原因だ。JTが、地域の生涯スポーツに貢献していることなどを取り上げれば、認知度も上がるのではないか。
- 選手を見ても、誰一人名前が分からなかったので寂しかった。やはり、露出度が低いのかなという気がした。
- バレーボールはよく知らないが、久保新監督がどのようなチーム作りをしようとしているのかが、もう少し分かればよかった。
【担当ディレクターの応答】
番組のターゲットとしたのは、バレーボールのルールは知っていても、試合には行かない人たちをメインにして作ったつもりです。
また JTサンダーズの露出度が低いというご指摘がありましたが、夕方のニュース6のスポーツコーナーでは、かなり定期的にバレーボールを追いかけています。
【その他】
番組審議会では、ラジオとテレビの年末年始の番組編成について、それぞれの担当局長が説明しました。また ラジオ局長は、12月24日の正午から翌日の正午まで、24時間生放送する「チャリティ・ミュージックソン」について、番組の趣旨や内容なども詳しく説明しました。