今回審議したのは、5月20日に放送したテレビ番組「元就。」です。
これは、ふるさと再発掘をテーマに町歩きする1時間番組で、4月から始まりました。
【担当プロデューサーの説明】
番組は、広島の今を映すと同時に、RCCの財産である昔の映像も数多く使って、子どもからお年寄りまで楽しめる内容を目指しました。
また この番組が、町並み記録として将来に残せる映像でありたいという思いもあります。
今回の審議番組は、広島市中心部の『地蔵通り』と、かつての筒賀村を訪ねる内容です。
【委員の方々からのご意見、ご提案】
- 肩が凝ることもなく、非常に面白く見ることができた。ただ「町歩き」といえば、どうしても他局の番組をイメージしてしまう。新しい切り口を見つけていかに勝負するかが大切。
- 日曜日のお昼に放送する番組として、ストレートに受け入れることが出来ていいと思う。安心できる題材で 程よい広さと深さがあり、リズム良く見せてもらった。
- 良かった点とちょっとどうかなという点があった。まず良かったのは、広島の町の歴史をじっくりテンポ良く見せてくれた。また ちょっとどうかなと思ったのは、アンガールズの田中さんが、お酒の樽を担いで小学校に行く場面。これには違和感があった。
- 地蔵通りのお店を紹介していたが、場所がよく分からない。町に詳しくない人が見ても分かるような工夫が欲しい。
- この番組は、家族の話題づくりにもなる。町の話題が随所に取り入れられて、とても良かった。
- あちこち話題が飛ぶが、「元就人形」が登場して締めている。テンポ良く見ることができた。
- 長く続いているお店は、やはりちゃんとした理由があるのだなと思った。歴史がありながら 今まで取材を受けていないお店に光を当てるのは、大変興味深いことだ。
【担当プロデューサーの応答】
- 番組タイトルを「元就。」としたのは、広島県だけでなく中国地方に取材範囲を広げたいという思いがあるからです。
今は、広島市周辺の身近な場所に出かけています。また 紹介するお店は、これまで ほとんど取材を受けていないところを選んでいます。
その上で、地道に真面目に経営しているお店を取り上げようと考えています。
それが、町を応援することになると思っています。
【その他】
今回は、番組に登場したかつての筒賀村に5年間暮らしていたという委員の話や
ご紹介したお店の商品をいつも広島土産として買っているという委員の話などで大いに盛り上がりました。