開催日: |
2009年4月28日 |
場 所: |
中国放送役員会議室 |
今回審議したのはRCCテレビ開局50年にあたる4月1日に放送したテレビ番組『イブニング・ふぉー』でした。
『イブニング・ふぉー』(月〜金曜日 午後3時52分〜4時50分放送)は2004年にスタート。「広島の今を伝え、タイムリーな話題をわかりやすく」をコンセプトに生放送しています。
今回の番組は「情報リサーチ」「広島ジャパネスク」「からだにeレシピ」などのコーナーで構成しました。「情報リサーチ」は洋服やジュエリー、着物のリフォームを紹介。「広島ジャパネスク」は山原アナウンサーが50年前の広島を映像と写真で振り返りながら、広島市内を巡りました。
委員の方々からは以下のご意見、ご要望をいただきました。
- 地元を意識したいい番組だ。
- 西田篤史さんの安定感が際立っていて、情報も分かり易い。
- 単純、明快、素朴があてはまる番組だ。
- 主婦をターゲットに、飽きさせない構成になっている。
- 今回は50年前の町並みや生活の様子と現在を比較して非常に分かり易かった。また、50年変わらない「むさし」との対比が非常におもしろかった。ただ、当時放送した番組を紹介したら、懐かしさも加わって、もっと良かったのではないか。
- 50年前の映像が出ていたが、テレビ局のアーカイブスの強みだろうと思った。
- 料理は分かり易くて、自分でも簡単に出来るかなと思った。翌日の料理の材料を紹介するのも親切でいい。
- プレゼントコーナーで旅行券以外が当たった時の当惑したリアクションが好きで番組を見ている。
- 6年目に入り、新しい目玉がいるかなと思った。
- 今回の審議番組とは直接関係がないが、4月から『イブニング・ふぉー』の後に『水戸黄門』が放送されていることで見辛くなった。以前の『イブニング・ふぉー』、『イブニング・ファイブ』、『イブニング・ニュース』という地方から全国へと報道系番組が流れる編成の方が良かった。
2つ目の議題は、委員から質問があったパチンコCMについてでした。テレビ営業局長は、広島県は全国でも考査基準が厳しいエリアで、パチンコ台を映す時間を限定。射幸心をあおる表現は一切認めていないこと。放送時間帯も制限していることなどを説明しました。
また、日本民間放送連盟が3月に発表したショッピング関連規定の放送基準解説書改訂についての説明も行いました。今回の改訂ポイントはショッピング番組を生活情報番組と定義。関係法令の遵守と視聴者利益の保護により一層努めるようになったことで、RCCでは、専任の考査担当者を置き、危うい表現がある場合は改稿を要請して対応していることを報告しました。
4月から金城委員が副委員長に選任されました。
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