第534回中国放送番組審議会概要

開催日: 2009年2月24日
場  所: 中国放送役員会議室

今回審議したのはテレビ番組「グルメ誕生キセキの瞬間〜あの国民的メニューはこうして生まれた」(2月14日午後2時〜3時24分放送)でした。
多くの日本人に愛されるメニュー、オムライスやカツカレー、さつま揚げ、かきの土手なべ、からし明太子はどのようにして誕生したのか?食いしん坊タレントのアンガールズ、石塚英彦、マリエたちが東京、京都、広島、博多やタイのバンコクで徹底調査。秘められた歴史と秘話を解き明かしました。この番組はTBS系列の28局で放送されました。
委員の方々からは以下のご意見、ご感想をいただきました。

  • テンポが良く、おもしろかった。


  • タレントのキャスティングが非常に良かった。


  • 食の喜びや文化など、結果的にスローフードにつながったことが良かった。


  • 編集、音楽、キャスティングなど、RCCはキー局と変わらない力を持っていることを実感した。


  • 土曜日のお昼という時間帯に適した番組だった。


  • 番組で紹介したものを機会があれば食べに行きたいと思い、全部メモしながら見た。


  • ちょっとした豆知識がとても楽しく、飽きずに見ることが出来た。


  • バラエティにありがちなCMの前後に同じシーンを流して時間を稼ぐようなことがなくて良かった。


  • 広島に住んでいても中々見ることができないカキの水揚げが見られて良かった。


  • ロケ地を小さい画面で一括で紹介していたが、いい編集だと思った。


  • 簡単に手が届く食材や料理を選んだのが良かった。


  • からし明太子の誕生に影響を及ぼしたミョンデの発祥地、釜山を取材してほしかった。


  • タイのさつま揚げの企画は「世界のおふくろの味」など違った番組をつくったらどうかと思った。


  • どちらかというと歴史の浅い食材ばかりを取り上げていた。もっと歴史の深い食について探ってほしかった。


  • タイトルが「キセキの瞬間」だったので感動に出会えると思ったが、この内容なら「誕生秘話」くらいでいいのではないか。


  • 「うまい」とか「超すげえ」とかわざと言っているようにしか思えなかった。このようなコメントならばタレントではなく、ナレーションで十分ではないか。タレントに頼らずにグルメ番組を製作することを考えてもよかった思う。


  • ロケ地ごとに続けて放送せずに、ポンポン飛んでいた。変化やリズムがあるのは今回のような編集だと思うが、飛びすぎている感じを若干受けた。


  • 企画意図は非常に良かったが、なぜお笑いタレントなのかということを感じた。


  • 身がなく、タレントがわーわー騒いでいる印象を持った。この番組に限らず、グルメ番組や温泉番組はいかにも浅い。RCCには良質で記憶に残る番組を製作してほしい。


番組審議会委員長の生和秀敏さんは6年の任期が満了し、2月末で退任されました。
<文責:中国放送番組審議会事務局>

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