開催日: |
2008年7月22日 |
場 所: |
中国放送役員会議室 |
今回審議したのは5月30日(金)に放送したラジオ番組「秘密の音園」(毎週火〜金曜日 夜9時50分〜11時50分)です。
携帯電話の普及率は80パーセントを超え、高校生では9割以上が所持しています。携帯電話は文明の利器として便利ですが、一方で、犯罪に使われたり、メール依存症や学校裏サイトといういじめにつながるなど、問題点もあります。
今回の企画「番組コラボディスカッション携帯電話」は、リスナー層が親世代の番組「さくらいの全力投球」(毎週火〜金曜日 午後3時〜4時45分)と、子ども世代の「秘密の音園」のそれぞれの世代が意識をぶつけながら、携帯電話の賢い付き合い方を4日間に渡って放送した中から、最終日の「秘密の音園」を審議していただきました。パーソナリティは「秘密の音園」から青山高治アナウンサーが、「さくらいの全力投球」から桜井弘規アナウンサーと水本まゆみさんが出演。4日間の総集編としての位置づけで放送しました。平成20年度民放連盟賞中四国地区ラジオ番組生ワイド部門で最優秀賞を受賞しています。
委員の方々からは以下のご意見、ご感想をいただきました。
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こういった番組をラジオで放送したということは良かったと思う。
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どのような高校生が携帯電話を使っているのか、一端が聞けて良かった。
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大学や学校の先生のインタビューなど、携帯電話が悪いものではないということも織り交ぜながら番組構成をしていたことが良かった。
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青山アナウンサーは10数年前に放送した「RCC王国」の青山王子のイメージが残って厭だったが、この番組でイメージが変わった。ギャラクシー賞を青山アナウンサーが受賞した理由がわかる。
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ふたつの番組をコラボして制作することはいいことだ。
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非常に意欲的な番組だった。
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放送日は親が携帯電話を買い与える2月か、子どもが非行に走ることが多い夏休み前の7月だったら良かったと思う。
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学校の先生などのコメントに意外性がなく、非常に退屈した。また、モラルに寄りかかっていて、少しお説教くさく感じた。
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パーソナリティが「何々とか」と繰り返していたのが耳障りに感じた。
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リスナーとの双方向性が余り感じられなかった。
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知っている情報を超えたものはほとんどなかった。プロデューサーが考えるきっかけにしたいと言っていたが、今回は問題提起が出来なかったと思う。
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どの程度のデーターを基に数字をはじき出したのか知りたい。
続いて、報道制作局長からRCCが実名で報道した「広島県知事選裏金疑惑」が「放送と人権等権利に関する委員会」で審理入りが決定したことを報告しました。訴えたのは元県議の3人で、実名報道により名誉を毀損されたとして同委員会に申立てを行いました。
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