開催日: |
2008年3月25日 |
場 所: |
中国放送役員会議室 |
今回審議したのは2月3日に放送したテレビ番組「燃えよ!乙女たち 女子ホッケー コカ・コーラウエストレッドスパークスの挑戦」です。
この番組は広島に拠点を置き、日本リーグに所属する女子ホッケーのチーム、コカ・コーラウエストレッドスパークスに密着。チームのモットーである『良き社会人、良き企業人、良きアスリートである』ことを目指し、挑戦している姿を描いています。
ナビゲーターには広島を拠点に活躍しているシンガーソングライターの森本ケンタさんを起用しました。
番組視聴後、委員の方々からは以下の意見、感想をいただきました。
-
番組を見てホッケーの勉強をさせてもらったうえ、コカ・コーラウエストレッドスパークスのファンになった。女子ホッケーをハンドボールのように盛り上げてほしい。また、森本ケンタさんが良かった。
-
途中で森本ケンタさんが出なくなったが、時には彼に代弁させるなど、有効的な起用方法があったのではないか。
-
最初の試合で完勝し、一人のヒロイン、小野選手が出てくるが、彼女のミスで負ける。そのとき涙があって、彼女が日本代表として活躍する。私生活もあり、新監督と新しいスタジアム、今シーズンにかける夢などをうまく組み立てて非常によく出来ていた。アマチュアスポーツだからこそのドラマだった。
-
広島で元気がいい、活躍している人が出るととても嬉しいので、一回の企画ではなく、作り続けてほしい。
-
コカ・コーラウエストジャパンがなぜ他のスポーツではなく、女子ホッケーを選んだのかや、地域の人たちとの結びつきが描かれていると良かった。中途半端な印象を受けた。
-
オリンピック候補の小野選手に焦点を合わせた番組ならば、もっと出し方があったのではないか。
-
試合の映像をもっと見たかった。
-
最初に日本リーグは何チームで構成され、コカ・コーラウエストレッドスパークスは何位なのかがあったら理解しやすかった。
-
グランドホッケーを盛り上げていこうと思うのならば放送日は日本リーグ開幕前の4月が良かったのではないか。
-
バックの音楽が大きくて、会話が聞こえない部分が何箇所かあった。音声処理が悪い。
-
何のために番組を作るのかという企画意図が明確になっていない。素材の良さに甘えた番組だ。
「番組提供がコカ・コーラウエストジャパンとあったが、この番組はドキュメンタリーか、CMがらみなのか。」との質問に、テレビ局長は「コカ・コーラレッドスパークスというチームを盛り上げ、広島に女子ホッケーを根づかせたい」というコカ・コーラウエストジャパンの熱い希望があり企画したが、番組制作には何の制約もなかったことを説明しました。
制作者は、RCCは『ひろしま応援団』として2008年度も地元のスポーツを伝えて続けていくこと。5月4日に広島で行われる女子ホッケー日本リーググラクソ・スミスクライン対コカ・コーラウエストレッドスパークスの試合をインターネットで中継する予定があることを話しました。
番組審議に続いて、RCCからラジオ、テレビの春の改編や4月から始まったラジオの緊急地震速報についての説明を行いました。
|