開催日: |
2007年9月25日 |
場 所: |
中国放送役員会議室 |
最初に、11月に米子で行われるJNN系列放送番組審議会の議題について話し合いが行われました。
続いて、5月26日放送のラジオ番組「がん難民の戦い まだ救える命のために」の審議に入りました。
がんが再発した患者や、治療が難しいがんでは「もう治療法がありません。」と病院から言われ切り捨てられるケースが少なくありません。外国では標準的に使用されている抗がん剤が日本では未承認のために使われていない現実があります。この番組は、がんと闘いながら医療を変えようと立ち上がった患者と医師たちの軌跡を追ったもので、日本放送文化大賞中国四国地区審査で最優秀賞を受賞しました。
番組視聴後、委員の方からは
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今、がん対策基本法が話題になっているが、なぜこの法律が必要なのか、どうしてがん難民が生まれるのか、この番組を聴いてよくわかった。
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がんと闘った患者さんから勇気をもらった。また、家族ががんになったらどうすればよいかも勉強させてもらった。
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コンテンツとして秀で出ていて、後世に残るテーマなので、是非、映像化して、多くの人にみてもらいたい。
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番組を聴いていると抗がん剤治療は平岩医師しかいないようだが、日本の医学会の中で、抗がん剤を使う医療はどうなっているのか知りたかった。
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番組ではがん治療のために東京まで行き、多額の費用が掛かると言っていたが、広島ではどういう治療が出来るのかを、今後、掘り下げてほしい。
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取材が難しいと思うが、厚生省の問題や医師側の情報を入れて、現状を理解できるともっと良かった。
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今、がんと闘っている人のための一言がほしかった。
などの意見が出ました。
次に、RCCからテレビ・ラジオの秋改編について説明しました。
また、テレビ番組「こどもと島とおとなたち」が、日本放送文化大賞中国四国地区審査で最優秀賞を受賞。「がん難民の戦い」と合わせてダブル受賞になったこと。RCCの11年間のエコへの取り組みが評価され、日本民間放送連盟賞特別表彰部門「放送と公共性」で優秀賞を受賞したこと。緊急地震速報を10月1日からテレビで実施するにあたり、その概要を説明しました。
次回の番組審議会は10月23日に行われる予定です。
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