(於 中国放送役員会議室)
10月の番組審議会は、テレビのネット番組「夢の扉」を審議しました。この番組は日曜日午後6時30分から放送しているヒューマン・ドキュメンタリー番組で、夢に挑戦している人物にスポットを当てます。今回は、自らも障害を持ちながら車椅子づくりという夢に挑戦している石井さんを取り上げました。
番組視聴後、委員の方々からは、次のようなご意見ご感想をいただきました。
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「夢」、いい話だったと思います。30分では短い、ちょっと走りすぎたかなという感じがします。ヒューマン・ドキュメンタリーということですが、石井さんが事故の後、パラリンピックでメダルを獲得したり色々ありましたけれども、目標に向けてどのような工夫と努力をされたのか。「夢」を育んでいくプロセスが、もう少し描けていたらなという気がします。
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素材も素晴らしいしコンセプトもいいと思いますが、「夢」が余りにもあっけなく成就し過ぎだと感じた。もう少しアクセントがあってもいいのではないでしょうか。
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女性のレポーターについては、失礼ですけれども邪魔な感じがしました。もう少し抑えると言うか、主人公の石井さんを前面に出して、石井さんが何を考えているのか聞かせて欲しい感じもしました。
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石井さんが挫折されてから20年間、これだけの成功を収めるまでが、どうだったのか。また、彼自身のことや、周りの環境とかが分からない。ここまで来るには、かなりの時間と苦労があったと思うんですが、そこが番組に反映されていない、足りないと感じた。
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事故などで、多くの方々が車椅子を必要とされていると思うんですけれど、さくらさんが、感動を伝えてくれたから、胸いっぱいの感覚で見ました。ただ、本当の苦労されたところが欲しいと思いました。
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「ウルルン滞在記」の日本版かなと感じました。番組の編成上の問題もあるかと思いますが、番組をもう少し長くしていただければ、夢が叶うまでの道のりやレポーターの女性が最後に涙したところが、より共感できたのかなと思いました。全般的には良かったと思います。
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石井さんは、ロマンのためと淡々と語っていましたが、そこまでの道のりはすごいことがあったのではないかと思います。この時間、私は田舎に行って畑仕事をして自宅に帰る途中なので、生で見ることができないがビデオに撮って見たいと思ったりもしました。次は、どんな番組になるか期待させるいい番組だと思います。
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こういう番組は、学校の教材にもよく使われるという話をよく聞きます。コンパクトな取扱いかも知れませんが、こういう番組をきちんと着実に作られていくことは、非常に大事なことだというふうに思いました。
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そのほか、RCCには関係ない話ですが、今回の地震災害報道を見ていて、アナウンサーの質問の仕方に対して、いい加減にしろと思った。地震が発生するとすぐ役場に問い合わせをする。電話が次々とかかってきている最中にしつこいほど同じことを質問する。あの質問の仕方は、非常にまずいなと思う。情報を得ようとするのは分かるが、あれは何とかできないものかと感じた。などのご意見、ご感想をいただきました。
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