（於　中国放送役員会議室）

４月２７日（火）に開催された中国放送番組審議会では、ＲＣＣが制作している朝の情報番組『木金ウォッチひろしま』を審議しました。 この番組は、「週末テレビ」というキャッチコピーをつけています。基本的には、この土日をどうやって過ごそうか。何か楽しいことはないか。それから得することはないか。そういった週末気分に応える番組をコンセプトに制作しています。 　基本的なインフラ情報である交通とか天気情報、そしてニュースをはじめスポーツコーナーに料理など週末気分に応える形の番組づくりを目指しております。 　番組視聴後、委員の方々からは次のようなご意見御感想をいただきました。 構成を色々と工夫をされて内容はあったように拝見しました。その中で、何点か気がついた点を言います。最初の交通情報・天気予報が、「ご覧ください」のコメントだけで画面も見えにくい。もう少し工夫をされたほうがいいのではないかと思います。 それから広島のエリア占いは、どこでもおやりになっている。もっと広島らしさを出していかれたほうがいいと思います。朝というのは、見るのは瞬間的だろうと思います。もっと切替えと深さと浅さというのを考えて作られたらどうかなと感じました。全体的には、いい組み立てをされておられますから、今からが楽しみなのかなと思いました。 私は、こういった地元の情報番組を作って欲しいと希望していたので、本当にいい番組ができたと思っております。　内容的には、ちょっとバラエティー番組みたいになってきているような気もしますが、それはそれで良いのかも知れません。 木曜日と金曜日の２日間ということですが、それ以外の曜日もやって欲しいと思います。他の放送局は、同じような内容のネット番組を放送しているわけですから、ＲＣＣは思い切って７時位から放送した方が、地元番組として見られるのかなという気がします。 それと、７時31分から２０分間ほどネットになりますよね。あれは、ちょっと拍子抜けする感じがします。私は、天気がいつも気になるんですが、もう少し詳細な情報を出してもらえたら嬉しい。 道路情報の画面は、しっかり見ても分かり難いと思った。「フォーマが行く」のコーナーはイマイチで、何をどういう目的でやってらっしゃるのか分からない。画面がズレたりして見え難い感じがした。 朝自宅を出る時は、一生懸命新聞の見出しをバーッと見て、テレビニュースをポンポンと見て飛び出すのが精一杯なので、こんなにゆっくり見ることはまずないです。ですから、私にはちょっと感覚的に合わなかった。天気予報とか交通情報は、作りが荒いと思いますね。各市町村までは無理としても、地域毎の情報があればもっと身近に感じられると思う。これはぜひとも直していただきたい。それから土曜、日曜のイベント、お出かけ情報ですか。あれは、女性の方が見るとピピッと反応するのではないかと思って見ていました。 キャスターの二人、小林アナウンサーは、なかなか爽やかで朝に合った人かなと思いました。松本さんは、これまで夜のイメージが強かった。これから少し変わられるかも知れないなと期待しています。 私が知りたいのは、天気予報よりも交通情報のほうです。天気はそんなに変わるものではないが、交通情報は７時半から８時半ぐらいまでが一番ピークです。もう少しゆっくり見せて欲しい。とにかく画面の変わり方が早いです。それから、「ドラマの先取り」とかいう番組のＰＲはやる必要があるのですか。何か他のものに使って欲しい。 土曜日・日曜日の行事、イベントは、もっとあるんじゃないかと思います。もう少し隈なく探し出して欲しいなと思いました。それから「フォーマが行く」は素人がやっているようで、なぜ放送局がフォーマを使わなければいけないのか、そこのところが知りたいと思いました。 私一番感心したのは、天気情報が１時間に３回もあるということ。生活情報を大事にしていることがよく伝わってきました。スポーツはカープに特化して取り上げていくのでしょうか。この連続で１年間見るというのは、ちょっとしんどいところがあります。 サンフレッチェとか、地元の選手で非常に注目されている選手などを取り上げられたらバリエーションが出て良いかなと思います。 朝の番組は生活習慣と密接につながっている。番組のテンポがきちんと時計代わりに、あそこが変わったら何時頃だというのが分かる。そういう意味では、若干テンポが緩いかなと感じた。朝は、新聞を横に置いてパンをかじりながら横目でテレビを見ている。チラチラッと見るだけでいいように構成された方が良いのではないか。地域密着！これから中身をどう考えられていくか。まだスタートしたばかりですから、乞うご期待というところだと思います。 朝からあんなにキャーキャーやられると、私は見るということを多分しないだろうという感じがしました。地元の天気予報の場合には、もっとキチンとしたデータを作って放送しないと、何度見せられても意味がないと思います。それと、やはり雑だなという感じは中継の映像です。小学校、中学校の子供が撮ってきたような映像がそのまま流れている。スタートしたばかりで大変な所もあろうかと思いますが、やはり朝は爽やかにスタートさせていただきたい。情報番組ならば、たとえば美術館とか映画館とか、それから音楽会とか、もう少し丁寧にピックアップするという努力が必要なのではないですか。我々にとって、手元になかなか入りにくい魅力的な情報がもっと沢山あるだろうと思います。

出席委員 委員長　生和秀敏　副委員長　久保田文也 委員　野村純孝　上田みどり　山坂淑子　青木暢之 黒木義昭　岡本彰

以　　上

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