(於 中国放送役員会議室)
新年1回目となる第459回中国放送番組審議会が、1月22日(火)午後3時から開催されました。任期満了に伴う新委員の自己紹介に続いて番組の審議が行われました。
今回の審議対象番組は、若者をターゲットに5年前に始まった自社制作の深夜番組「KEN―JIN」で、昨年12月4日に放送した「KENJIN―BAND」のCDデビュー、プロモーションビデオ制作の過程を描いたものです。
視聴後、委員の方々からは次のようなご意見・感想をいただきました。
- 制作現場の大変さやエネルギーは感じられるし伝わってくるが、クレーン撮影にしても意表を突くほどのものでもない、同じ映像が繰り返し出てきて最後まで見るのが正直しんどかった。
- まず、プロモーションビデオの完成品を見せて、その後制作現場の大変さや苦労を見せてくれれば分りやすかったと思う。若者たちには良いのだろうが、音楽も激し過ぎるし
年代的には一寸楽しめない。
- ビデオ制作の最初の仕掛けはこのように撮るのかと、興味深く見ました。但し、繰り返しが多すぎるし、時間的にはこの半分でいいのかなという感じがする。KEN−JINのPRというよりもRCCのPRビデオのように感じた。HMVでCDセールストップになったということだが、タレントでもないアイドルでもない横山アナが何故人気があるのか?どんな年代が番組を見て、CDを買っているのか。それから大決定とか大発表と画面にテロップが出るが、大を付けるのは言葉として可笑しいのではないか?
- 若者が対象の深夜番組で、真剣に考えながら見るものではなくダラーとして見るものだとすれば、こんなものではないかなと思う。広島を応援する番組作りがコンセプトと言うことだが、中味が違う時もある。積極的にチャンネルを合わせる番組ではない。
- NG場面を繰り返し見せる効果がどれだけあるのだろうか?大変さや苦労を映像で見せるのが基本だとは思うが、もっと制作上での話し合いの場面を挿入するなど作り方に 変化があってもいいのではないか。
- 広島県の出身者を集めてお祭りをしたいのか、若者のエネルギーを感じる。騒いで風穴を空けようということで、このコンセプトを否定しなくていい。女子アナ天国を含めてRCCの若い人達もやってるねという感じがしていいのではないか。
- 一言で言えば面白いじゃない。可笑しいのでもなく楽しい訳でもない面白い番組だと思う。CDを買ってみようかな!ただ番組を見て小松監督が心に残った。横山アナでも猿岩石でもない監督が心に伝わってきた。スタッフで議論する場面は要らない。何故なら、眠れなくなってしまうから、このような番組は、いつでもスイッチを切って寝ようの気分になれる。
- じーっと見る番組ではなく横になって見る番組だと思う。真剣に見ると疲れる。映像はキレイだったし、東京と広島との情報交換番組として捉えれば良いのでは・・ただ、審議するには難しい番組だった。
その他、RCCの放送活動に対する意見として
- どこの局なのか分からないが、成人式での取材の姿勢に問題がある。挨拶をしている時にドヤドヤとステージに上がり言葉も聞こえない。しかも、服装もジーンズ姿だったりして教育が必要ではないか。
- RCCが制作し芸術祭大賞を受賞した原爆ラジオドラマ「黒い十字架」は心打たれる英語版は作らないのかとの声が上がっている。8月6日以外にどのように原爆を伝えていくのか術がない状況だ。語り部が担っていたが高齢化しているので今後、このCDで伝えていく活動をしたい。ついては、外部からサポートしていくので、どうすれば英語版が制作出来るのか検討して欲しい。
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出席委員(敬称略) |
副委員長 |
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久保田文也 |
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桑田 整 |
委 員 |
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山坂 淑子 |
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三好久美子 |
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安藤 欣賢 |
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久笠 信雄 |
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野村純孝 |
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丸本たかし |
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上田みどり |
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清水 恵 |
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奥原祥司 |
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