第451回中国放送番組審議会の審議の概要

(中国放送役員会議室)

 4月22日に開かれた第451回中国放送番組審議会は、4月8日に放送されたテレビ討論『Eタウンプロジェクト 元気だせ!ひろしま!〜貨物ヤード跡地活用で魅力ある街を〜』について合評しました。この番組は毎週土曜日に放送中の経済番組『Eタウン』のスペシャル番組として、広島駅そばの貨物ヤード跡地利用で盛り上がる新球場建設案など4つの案を軸に、どの方法が広島の活性化に効果的か、RCCのテレビスタジオで討論したものです。司会は『Eタウン』の神足裕司さんで、討論に参加したゲストは、メディアプロデューサーの残間里江子氏、広島市の高村都市計画局長など4人の方々です。この他スタジオには転勤で広島に在任中の支店長の皆さんや地元青年会議所の皆さんにも参加していただきました。主な発言はつぎの通りです。
  • 討論のために東京から著名なゲストを招き、また広島からもそれを受けてたつ形で都市計画局長も参加しており、興味を持っておもしろく見ることができた。
  • 放送時間が日曜日の深夜というのでは、せっかく番組を作っても見る人は少ないのでは。しかし今日視聴した番組はけっこう過激な発言などもあり、主婦の立場からも楽しく見れた。シーガイヤや呉ポートピアなどの多くの例もあるので、広島市に色んな意見を聞いてもらう第2弾の番組を期待したい。
  • 広島は支店経済の街といわれながらも横のつながりがなく、意見をかわす場がなくて残念だという声をよく聞くので、こういった番組を通じての機会を続けてほしい。また街の活性化という大きな目標の答えは、広島の政財界で数年がかかりで協議しても結論の出にくい問題だ。中国放送として世論に問い掛けるようなプロジェクトをたちあげてもよいのでは。
  • 色々討論されていたが、まとまりがない上、これも駄目、あれもよくないという否定的意見が多く、タイトルが『元気だせ!ひろしま!』にもかかわらず、見たあとで元気を出そうという気持ちにならなかった。
  • この番組を広島にきたばかりの人が見て、どこに問題点があるのかわかったかどうか疑問が残った。手間はかかるかもしれないが、現在の市民球場の老朽化の問題、ヤード跡地の地理的条件、4つの案を経費的に比較するなどの表現方法が加わればもっとわかりやすかったのでは。

出席委員(敬称略)
委員長
上田良文
 
委  員
上田みどり
大塩 昇

久笠 信雄
田坂 貢二

三好久美子
山坂 俊子

以  上

トップへ戻る


Copyright (C) 2001, RCC Broadcasting Company. All rights reserved.
E-mail to rcc@rcc.net