(中国放送役員会議室)
12月19日に開かれた中国放送番組審議会は、先ず局側から上期の決算状況、BSデジタル放送スタートによる今後の地方ローカル局のあり方とわが社の取り組み、事業計画、青少年と放送の問題など、中国放送が現在取り組んでいる問題などを説明、さらにラジオ・テレビの年末年始番組編成についての報告がありました。
つづいて、「この1年を振り返って」と題して委員から中国放送の番組を中心に意見を聞きました。主な発言は次の通りです。
- 放送のデジタル化にともない、地方からの発信の必要がなくなるのではという危機感が、自社製作番組のウエイトがあがったことにつながっていると思う。そいうことからも、他局よりもインテリジェンスが高いのかなと思う。
- RCCは多方面にチャレンジしており節度を保ちながらの番組作り、BS放送との競合の問題など大変な困難が山積しているが、地方局の新しいビジネスモデルになるよう頑張って欲しい。
- 放送界は厳しい競争の世界に入ったが、ラテ兼営局はとても強みだ。それ故なおさら市民からは謙虚さがもとめられていると思う。
- 「放送と青少年の問題」には積極的に、自主的に取り組んで欲しいし、その番組を作るべきではないか。
- 長期戦略をたて自社のアナウンサーを局のパーソナリティとして育成して欲しい。
- 放送局と視聴者との双方向で番組を製作するシステムが欲しい。
- 広島の老舗局として過去取材し保存されている膨大なフイルム、テープを活用した番組を作って欲しい。
また、11月放送のRCC製作ドキュメンタリードラマ「ヒロシマの黒い十字架」が今年度の芸術祭ラジオ部門で大賞を受賞したことが報告されました。
ところで、今回の番組審議会をもって5人の委員が任期満了で退任されます。
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今回の出席者は次のとおりです。(敬称略) |
副委員長 |
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平田克明 |
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村上俊二 |
委 員 |
中畝みのり |
久保田文也 |
山坂 淑子 |
三好久美子 |
田坂 貢二 |
白石 勝 |
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