(中国放送本社役員室)
第444回中国放送番組審議会は9月26日に開かれ、まずこの秋のRCCラジオ・テレビの番組改編について両局長から説明がおこなわれ、出席委員全員から了承いただきました。
続いて番組の審議に入り、テレビ番組『モテモテ6(ロック)』について合評しました。この番組は広島の小中学生やその母親など市民の皆さんにも登場いただき、月曜から金曜の夕方6時35分から曜日代わりの内容で放送、夕飯時の家族の会話につながるような知的エンターテイメントを目指している番組です。今回は7月17日放送分を視聴しました。総じて、今ここでこうして見るとよくできたおもしろい番組だが、毎日夕方7時前というと母親も子どもも忙しい時間帯で、もっと夕方早い時間の放送がよいのではという発言が目立ちました。
主な発言は次の通りです.
- 今回の番組は広島市のごみ問題もおもしろく取り上げてあり、NHKの『週刊テレビニュース』に次ぐ、子どもと一緒に見られる楽しい番組だと思った。
- クイズ形式でゴミ問題を○と×でくくってあったが、あの内容では知識は身につくが知恵は身につかない。
- 英会話のコーナーはとても面白いが、勉強不足の情けない印象が残ってしまう。先生をうならせるような時もたまには欲しい。
- 市民の中に入っていこうという努力は感じる。ただ1日にゴミ処理にかかる費用3700万円をマンション1戸の値段と比較するのはどうか。新築マンションの宣伝に見えた。
- 出演協力している高校は生徒も先生も優秀でいい学校でうらやましいが、番組としては1つの学校に特定せず、色々な学校に交渉してみるべきでは。
- 楽しくよく出来た番組だが、あの時間帯にRCCの看板番組として放送・編成すべきかどうか。多チャンネル化を前に、今、番組の作り手は何をつくるべきか困惑していると思う。費用はかかるかもしれないが、エリア内にどんどん出かけて行って、レベルの高い地域の情報提供に取り組んでほしい。
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今回の出席者は次のとおりです。(敬称略) |
委員長 |
山下 彰一 |
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委員 |
中畝みのり |
見延 典子 |
久保田文也 |
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田坂 貢二 |
山坂 淑子 |
大塩 俊 |
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安藤 欣賢 |
白石 勝 |
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