(中国放送役員会議室)
2月22日に開かれた中国放送番組審議会は、2月12日に中国放送から全国15局にネット放送したテレビドラマ「19・ナインティ−ン」について合評しました。
中国放送は毎年この時期に全国ネットの番組を制作・放送しています。
審議内容のあらましは次のとおりです。
- 大人になりかけた19歳の青年像を音楽や広島弁などを現代風にかみあわせ、きれいに表現してあり興味を持ってみた。
- 親の立場として考えさせられる作品だった。
- 映像的にざん新な表現でよく撮られている。今の若い人たちにも通じるものがあるのでは。
- 脚本のスト−リ−性と出演者のまじめ過ぎる演技が気になった。
- 映像が大変きれいなだけに出演者の乱暴な広島弁は聞きづらかった。
- 瀬戸内海の夕日を使って、揺れ動く19歳というものをセピア色にとらえ、にくい表現だ。
- 私たちは多少でもフォ―ク村の知識があり呉を知っているが、何も知らない全国の人がこのドラマを見て、どの位感銘を受けたか知りたいところだ。
- 地元の映像を懐かしく見た。将来進むべき道の見えない19歳の青年の何事にも中途半端な姿が、ドラマの中によく描かれていた。彼に対し哀れみと同情さえ感じた。*映像が非常にきれいで、主人公の相手の女性がスパイス役になっていた。全体的にはスト―リ―を追うのでなく、イメ―ジで訴えた作品だった。久しぶりにいい作品だった。
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今回の出席者は次のとおりです。(敬称略) |
副委員長 |
平田 克明 |
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委員 |
中畝 みのり |
見延 典子 |
曽我見 義則 |
久保田 文也 |
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桑田 整 |
田坂 貢二 |
大塩 俊 |
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