第434回中国放送番組審議会概要

 

(中国放送役員会議室)

 第434回中国放送番組審議会は10月19日に開かれ、民放連放送基準審議会がまとめた「青少年と放送問題の対応」について討議しました。
 まず、事務局から各放送局は、今後放送時間により暴力シーンや性表現など青少年に対し自主的に配慮していく。「青少年向けの放送を週3時間以上放送する」という取り決めにあわせ、RCCテレビは土曜6時放送の「スポ天」、同じく7時の「筋肉番付」、8時の「どうぶつ奇想天外」、9時の「世界不思議発見」の4番組を指定したことを報告。このうちの「スポ天」「筋肉番付」の番組の一部を視聴、討議にはいりました。
 主な発言を紹介すると、▼全般的に表現が弱いという印象だ。▼この問題の原因をテレビだけに限定するのは問題だが、その要因のひとつであることは間違いない。結局は自分の子どもに見せられるよう、制作者の心にVチップを持てばよいということに尽きると思う。▼親が子どもといっしょに低俗な番組を見る傾向がある。親も配慮するよう、親への教育や啓蒙は出来ないものか。▼民放とNHKが青少年向け番組を年2回放送することは評価できるが、頻度を増やせないか。学校で活用してもらうことは可能か。▼青少年と放送に関する調査を実施する場合、もっと調査項目をふやすべき。また大学などの研究機関に委託するということだが、幅広く学才的研究をして欲しい。
 これらはJNN系列第7回近畿・中四国番組審議会地区協議会に報告されます。

今回の出席者は次の通りです。
  山下委員長  平田副委員長  見延委員  曽我見委員  久保田委員
  山中委員  三好委員  田坂委員    

局側の出席者は次の通りです。
  戸田専務  藤川テレビ局長  佐々木報道制作局長  玉木ラジオ局長
  火原技術局長  安東企画室長    

以  上

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