第429回中国放送番組審議会概要 |
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(中国放送役員会議室)
4月13日に開かれた中国放送番組審議会は、まず今月から深見正毅委員に
代わり新委員に就任した三好久美子氏に委嘱書を交付、続いて4月3日放送の
「Oranかジャーニー特集」を合評しました。
これは「週刊パパたいむ」で1月から3月に放送されたコーナーを1時間に
特集したもので、オーデションで選ばれた若者がハンディカメラを持ち、日本全国の広島県出身者を探し訪ねていく旅がつづられています。
主な発言は、*出てくる素人さん達がいい表情をしている。*まとめ方と編集がうまい。*話と字幕スーパーがマッチしていた。*全県分を詰め込もうと
する余り、それぞれのドラマ性が出ておらず退屈した。*発想はいいが発想だけで、それ以上でも以下でもない。*若年層だけでなく、もう少し年配者の広島県人を登場させた方が深い話を聞けたと思う。*広島弁の番組を違和感なく
見れたのは初めてだ。*ネットして他県の人にも見てもらったらいいと思う。
これに対し製作者から番組の意図について「離れて想う広島、大げさに言えば、郷土心を考えるきっかけになればとの思いだった。発想の段階とまとめの部分しか演出は入れていない。二人の素人の若者が体験したそのままの映像を使った番組だ」との説明がありました。
最後に、この1ヶ月のRCCの放送番組について自由に意見を述べ合いましたが、主な発言は次の通りです。
<RCCニュースブリッジ>
*穏やかな男性キャスターと元気のよい女性キャスターとのコンビが、かみあうようになってきた。*作り方が、他局がショーアップをはかっている中で正統派を守っておりいいと思う。
<KENーZIN>
*アナウンサーを代えてみたらどうか。マンネリ化していると思う。
*媚びへつらわないところがいいのではないか。
<統一地方選挙特番>
*ある特定の当選した候補の事務所にカメラが入り、何度か映しだされたが、1カ所だけというのは問題はないか。
<おはようラジオ>
*「おはようレーダー」のレポーターを一人から以前の二人にした方がいいと思うが。
今回の出席委員は
副委員長 平 田 克 明 副委員長 村 上 俊 二
委 員 中 畝 みのり 委 員 見 延 典 子
委 員 竹 田 保 孝 委 員 曽我見 義 則
委 員 久保田 文 也 委 員 桑 田 整
委 員 三 好 久美子
会社側出席者
取締役社長
堀 口 勲常務取締役テレビ局長
秋 信 利 彦取締役報道制作局長 佐 伯
亨取締役ラジオ局長 井 原 隆 一
報道制作局テレビ制作部次長 門 田 大 地
番組審議会事務局長 鈴 木 信 宏
番組審議会事務局 上 迫 涼 子
企画室部次長 高 月 峰 子
次回は5月11日(火)の開催の予定です。
以 上