第426回中国放送番組審議会概要 |
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(中国放送本社役員会議室)
第426回中国放送番組審議会は1月12日に開かれました。
まず、堀口社長の年頭のあいさつにつづいて、今回から新しく中国放送番組審議会委員に就任した4氏を報告、委嘱書が手渡されました
このあと新メンバーによる初会議に先立ち正副委員長を選び、1月3日放送のRCC制作テレビ番組「カープ栄光の軌跡」を合評しました。この作品は今年球団創立50年を迎えるカープの創成期から現在までの歴史を描いた1時間のスポーツドキュメンタリー番組で数々の名場面の映像と各時代を築きあげた監督、選手のインタビュー等で構成されています。
主な発言は・ノンフィクションには強烈なドラマ性があり、見るものに訴えるものがある。特にカープ球団自体がドラマ性を持っていると感じた。・他県出身者にもカープ球団の生い立ちから現在まで、分かりやすく興味深く見ることが出来た。・スポーツ番組というよりも自分の過去を重ねながら番組を見た。広島にもドラマチックな感動を共有出来るものがあるという意味で大切なカープであり市民球団だと思った。・淡々と記録に忠実にスマートに仕上がっているという印象だ。極力情緒をおさえ記録性を大切にした作りもよいが、例えば初優勝シーンなど、もっとドラマ性を重視して作った方がよいのではないか。・RCCにあるカープに関する膨大なビデオやフィルムを1時間にまとめるのは大変な作業だと思うが、結果的にカープファンの見たい名場面を並べた「大人のお子様ランチ」という感じも受ける。この番組の成功は過去の財産の上に成り立っているのではないか。・カープの歴史はそのまま広島の戦後の歴史と重なる。是非、シリーズで番組制作して欲しい。・日曜深夜の放送時間を考えて欲しい。
なお、4人の委員が任期満了となり、新委員、正副委員長は下記のようになりました。(敬称 略)
・委員長 山 下 彰 一
副委員長 平 田 克 明 村 上 俊 二
委員 中 畝 みのり 久保田 文 也
見 延 典 子 桑 田 整(新)
深 見 正 毅 山 中 昭(新)
竹 田 保 孝 山 坂 淑 子(新)
曽我見 義 則 大之木 洋之介(新)
次回は2月9日に開催される予定です。
また、出席者は次のとおりです。
出席委員
副委員長 平 田 克 明 村 上 俊 二
委員 中 畝 みのり 見 延 典 子
竹 田 保 孝 曽我見 義 則
久保田 文 也 山 中 昭
山 坂 淑 子 大之木 洋之介
会社側出席者
取 締 役 社 長 堀 口 勳
常務取締役テレビ局長 秋 信 利 彦
取締役ラジオ局長 井 原 隆 一
技 術 局 長 火 原 幹 夫
番組審議会事務局長 鈴 木 信 宏
報道制作局スポーツ部 西 村 和 人
番組審議会事務局 高 月 峰 子
以 上