（中国放送役員会議室）

　６月９日に開かれた番組審議会は、まず前回の審議会で出された「審議内容がどのように現場にフィードバックされているか知りたい」との要望について、事務局から前回だされた各委員の意見がどのように生かされているか、具体例を示し説明しました。

　次に、５月２３日放送のテレビ番組「ひろしまスポーツ天国」を合評しました。

　これについて局側から、「以前の番組はバラエティ風な作り方をしていた。今回、

カープ、サンフレッチェ、アマチュアスポーツの情報を、多く、広く出すようにしている」との説明がありました。

　また、番組全体の印象について委員から「司会者の男女２人のアナウンサーのしゃべり

は、さわやかでテンポがよい。野球解説者を加えた３人のチームワークも非常によい印象

を感じた」。「３人ともあまりクセがなく、スポーツが主役になっているのがよい」など

の意見が述べられました。

　また、「夢や目標に向かってスポーツをしている人たちの一生懸命さが伝わってくる」

「題材の取り上げ方が目新しく面白い」「地元で頑張っている人を取り上げることで、そ

の人たちの励みになるのでは」など好意的な意見が目立ちました。

　その一方で、「解説者は好感が持てるが選手への批評がきびし過ぎるのでは」「司会者

がタイトル名を『スポ天』と言っていたが、きちんとタイトル名を言った方がよい」という指摘もありました。しかし、各委員の発言にあった「楽しい」「さわやか」の言葉に代表されるように、全体的に評価は高かったようです。

　出席委員は

　　　委員長　　竹　下　　　彪　　　　　副委員長　　山　下　彰　一

　　　委　員　　田　中　登志子　　　　　委　員　　　若　本　祐　昭　

　　　委　員　　村　上　俊　二　　　　　委　員　　　中　畝　みのり

　　　委　員　　見　延　典　子　　　　　

　局側出席者は　

　　　報道制作局スポーツ部　　　田　辺　　　　洋

　　　番組審議会事務局長　　　　鈴　木　　信　宏

　　　番組審議会事務局　　　　　高　月　　峰　子

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　以上